EDHトラティム調整メモ②
2017年4月11日 EDHトラシオストラシオス&ティムナ調整、昨日の続き
〉未来独楽
微妙、微妙と思いつつも何だかんだ採用したり、やっぱり消えるコンボ。さすがに覚醒の兜は弱いのと、起点となる未来予知は2枚入ってないと、コンボ名に入っていないコスト軽減役が枠の無駄になりがち。
未来予知からスタートして、エーテリウムの彫刻家と独楽の2枚を揃えることと、パワーモノリスでもむかつき天使の嗜みでも別の2枚コンボを揃えるのは、ほとんど同じ労力。なので敢えて組み込む必要はないという意見も最もだと思う。
ただパワーモノリスはそこからトラシオスのキャストする色マナが必要だし、むかつきは重い。独楽ベースが一番軽いんや。
変身コンボを削って、勢いで暴君まで抜いて、天使の嗜みも抜くことが出来て、未来独楽は3枚コンボだからいらんか・・・とすると残るコンボがパワーモノリスだけになってしまう。いくらパワーモノリスでの勝利の頻度が多いとはいえ、他のコンボで勝つこともあるし、無のロッドや呪われたトーテム像を出されたときに苦しくなる。どうしようかねえ。
〉毒の濁流、終末
特に不快な夢を抜く場合に採用候補になる。リセットには何にでも対応のサイクロンの裂け目があるが、生物リセットは軽いに越したことは無い。殴られて殺されるなど切迫詰まっている状況で欲しいから。不快な夢をサーチしてまで使ったことは無いがそれはあくまで不快な夢の弱さ故。しかし今まで無くても困ってないならば、あえてリセットを採用する理由もないか。負けるときは負ける。
〉ハーキルの召還術
たびたび名前が登場するこいつは、どう考えても汎用性が低くて真っ先に抜けるカードだと思う。妨害としての価値は相手のTimetwisterにスタックで打ち込んで相手を萎えさせるくらい。もっと他に良いカードがある。
採用し続けているのは、キーカードである霊気貯蔵器と精神の願望の相性ゆえ。しかしドロー内蔵の逆説的な結果と比べると、基本的に腐らせている。ソリティア度を高めるカードは、往々にして弱いのである。しかしこれを抜くとただでさえ弱い精神の願望がもっと弱くなってしまう・・・
とりあえずたたき台としてソリティア重視でこのカードを採用していたが、まあ普通のピン除去、四肢切断や自然の要求が無難。
〉水蓮の花びら
弱いけど変身コンボを早々に成立させるため、逆説的な結果や精神の願望を強く使うために入っている。初手にあると弱いが、途中で引くと、特に未来予知やむかつきで捲るとそこそこ強いカード。金属モックスやモックスダイアモンドは水蓮の花びらよりは強いことが多いが、この辺もドローソースにかなり依存するので難しいカード。
変身、天使の嗜みといった初手で負担になるカードを削っていけば、もう少し使いやすいかなあ。現状では削りたいカードではある。
〉Jeweled amulet、通電式キー
貴重な1マナ域を埋めるカード。
青茶はMana CryptやSol Ringのようなマナ加速が目立つが、実はエルフと違って1マナ域の加速がスカスカ。オパモは1ターン目には大抵マナが出ないし、金属モックス、モックス・ダイアモンドは初手次第では使えないこともある。だからといってエルフを使っても、未来予知やむかつきの回転率を落とすだけでデッキとして完成度が落ちる。この手のカードは採用せざるを得ないというのが現状。モノリスを使用して、青黒白チューターでMana Cryptをサーチする分、通電式キーは他のデッキよりは腐りにくいはず。
アーティファクトに拘らないならば、花の絨毯、繁茂、楽園の拡散も候補。楽園の拡散は多色デッキでは森なし問題がつらいかも。地味に逆説的な結果で戻せる点はえらい。
〉木霊の手の内、耕作
これらを使う場合は1マナ域の加速がより欲しくなる。土地が止まらなくなるし、マナ加速も分散できて安定したデッキとなるが、その分鈍重になる。三顧の礼と違って、序盤使い損ねると、中盤以降に余ったマナで使うには結構負担。
過去に基本土地6枚くらいで使っていたことがあったが十分すぎたので、使うなら4-5枚程度、島と沼のみで。
〉税収
サブカラーの白マナを要求するが、税収で足りないカラーの土地を持ってこれば、色マナ面はトントン、アドが取れる分得をする。
そう思っていた時期もありました。
並ぶ土地が白絡みばかりになって、メインの青黒を用意しにくくなる。例えば2ターン目にデモチューを使って、3ターン目に未来予知を使おうと思うと、実は要求される土地は結構カツカツで、フェッチランドから平地を持ってきて、税収で平地を集めている場合では無いのだ。最終的にカウンター合戦を想定すると出来る限り青マナを揃えたいし、青黒土地を並べたい。
この理屈だと自然の知識や三顧の礼も危うくなるが、その場でセットする点で異なる。またエンドカードのトラシオスはキャスト必須だが、最悪ティムナは使えなくても良い。緑マナと白マナの勝ち筋への必要度は全然違う。
〉宝石の洞窟
水蓮の花びらやモックスは逆説的な結果や未来予知たちとのシナジー効果があるが、こいつはシナジーもなく単にアドを失って加速するだけ。初手に無ければ4色デッキゆえお荷物。途中で引いて萎えることの方が多いがどうしようか。1ターン目トラシオス、2ターン目ティムナの黄金パターン(強いかは疑問だが)には大きく貢献してくれるんだが。
〉逆説的な結果、霊気貯蔵器
素晴らしいカードたち。
もはやこれらを使いこなすためのジェネラル選択、デッキ構築と言っても過言では無い。
逆説的な結果は積極的にチューターからmana cryptを持ってくる構築も相まって、実質0マナで4枚ドローとか、マナを増やしながら8枚ドローとかえらいことをやらかしてくれる。沢山展開してるのに微妙にコンボが揃わない盤面、チューターも1枚しか持っていない悩ましい状況でも、逆説的な結果をもってこれば大量ドローと再キャストによるマナ加速のおかげで何らかのコンボに繋がって勝ててしまう。ドローソースにエンチャントを使用していることや、ジェネラルが軽めで、殴りに行くために適当に出していることもあって、その手のカードも全部戻して一気に勝負をかける。
霊気貯蔵器はゴブリンの大砲を上回る汎用フィニッシュ。潮吹き無限ループはもちろん、未来独楽は独楽を数十回キャストするので、デッキの底に霊気貯蔵器が埋まっていてもマナ加速と2、3枚のスペルで勝てる。トラシオスやむかつき+天使の嗜みからの無限ドローでも、アーティファクトを出して戻して、霊気貯蔵器をコピーしているうちに余裕で300点くらい回復。それどころか、適当に使ったむかつきや逆説的な結果からチェインして、無限じゃなくてもスペル15枚唱えて勝ちなんてこともある。
デッキの色んなルートの全てのフィニッシャーになれる。そんなカード他にねえぞ。
ゴブリンの大砲にはない魅力が一杯。歩行バリスタで、エンドカードなのに生物除去もできるぜえ~なんて、この多様な役割に比べたら小さすぎるわ。
〉精神の願望
スタンダードに登場した際に、ランパンと早摘みを組み合わせたデッキを、当時のエクテンでもメダリオンと大あわての捜索などフリースペルのシナジーを生かしたデッキを使っていた。昔から好きなカードであり、EDHでも何とか使用したかったが、今まで生かすことは出来なかった。問題がある。チェインコンボは続かない。
レガシーやヴィンテージはそもそも精神の願望を使わずともストームで相手を倒せる。EDHはライフが2倍、対戦相手は3倍とかなり多くなっている上、ハイランダーゆえにチェインコンボを繫げるマナ加速やチューターに制限がある。さらに立ち回りで有利になるための妨害カードを積むと余計にチェインが止まる。
昔から思っていたが、EDHでは下手にストームを稼ぐよりも、2枚コンボを揃えることに終始した方が結果的には勝ちやすい。大量ドローと強力なマナ加速のシナジーの結果チェインコンボらしい動きになることが理想で、初めから連鎖を狙っても初動が遅くなるか、繋がらないかどちらか。
しかし逆説的な結果と霊気貯蔵器は今までEDHでは難しかったチェインコンボを可能にした。逆説的な結果は1枚でマナ加速とドローを同時にこなし、霊気貯蔵器は15枚のスペルでゲームセット。他のストームよりもかなり軽い。勿論あらかじめマナアーティファクトを集めておく必要があるが、専用のアンタップ手段のような弱いカードを使わずに既存の構築にすんなり入っていく点が良い。
精神の願望は残念ながら逆説的な結果に及ばない。普通に展開して後から引いても気兼ねなく使える逆説的な結果と違って他のカードのサポートが必須。ちょろっとドローして、引いたカード使う程度だとせいぜいストームは3~5。しかもこの中にカウンターなんて引こうものならば、普通にドローカードを使った方が強いまである。
考えれば考えるほど弱い。最高に相性がいいジェネラルが登場するまでは、残念だけれどもストレージボックスに眠らせておくしかないのか・・・
〉未来独楽
微妙、微妙と思いつつも何だかんだ採用したり、やっぱり消えるコンボ。さすがに覚醒の兜は弱いのと、起点となる未来予知は2枚入ってないと、コンボ名に入っていないコスト軽減役が枠の無駄になりがち。
未来予知からスタートして、エーテリウムの彫刻家と独楽の2枚を揃えることと、パワーモノリスでもむかつき天使の嗜みでも別の2枚コンボを揃えるのは、ほとんど同じ労力。なので敢えて組み込む必要はないという意見も最もだと思う。
ただパワーモノリスはそこからトラシオスのキャストする色マナが必要だし、むかつきは重い。独楽ベースが一番軽いんや。
変身コンボを削って、勢いで暴君まで抜いて、天使の嗜みも抜くことが出来て、未来独楽は3枚コンボだからいらんか・・・とすると残るコンボがパワーモノリスだけになってしまう。いくらパワーモノリスでの勝利の頻度が多いとはいえ、他のコンボで勝つこともあるし、無のロッドや呪われたトーテム像を出されたときに苦しくなる。どうしようかねえ。
〉毒の濁流、終末
特に不快な夢を抜く場合に採用候補になる。リセットには何にでも対応のサイクロンの裂け目があるが、生物リセットは軽いに越したことは無い。殴られて殺されるなど切迫詰まっている状況で欲しいから。不快な夢をサーチしてまで使ったことは無いがそれはあくまで不快な夢の弱さ故。しかし今まで無くても困ってないならば、あえてリセットを採用する理由もないか。負けるときは負ける。
〉ハーキルの召還術
たびたび名前が登場するこいつは、どう考えても汎用性が低くて真っ先に抜けるカードだと思う。妨害としての価値は相手のTimetwisterにスタックで打ち込んで相手を萎えさせるくらい。もっと他に良いカードがある。
採用し続けているのは、キーカードである霊気貯蔵器と精神の願望の相性ゆえ。しかしドロー内蔵の逆説的な結果と比べると、基本的に腐らせている。ソリティア度を高めるカードは、往々にして弱いのである。しかしこれを抜くとただでさえ弱い精神の願望がもっと弱くなってしまう・・・
とりあえずたたき台としてソリティア重視でこのカードを採用していたが、まあ普通のピン除去、四肢切断や自然の要求が無難。
〉水蓮の花びら
弱いけど変身コンボを早々に成立させるため、逆説的な結果や精神の願望を強く使うために入っている。初手にあると弱いが、途中で引くと、特に未来予知やむかつきで捲るとそこそこ強いカード。金属モックスやモックスダイアモンドは水蓮の花びらよりは強いことが多いが、この辺もドローソースにかなり依存するので難しいカード。
変身、天使の嗜みといった初手で負担になるカードを削っていけば、もう少し使いやすいかなあ。現状では削りたいカードではある。
〉Jeweled amulet、通電式キー
貴重な1マナ域を埋めるカード。
青茶はMana CryptやSol Ringのようなマナ加速が目立つが、実はエルフと違って1マナ域の加速がスカスカ。オパモは1ターン目には大抵マナが出ないし、金属モックス、モックス・ダイアモンドは初手次第では使えないこともある。だからといってエルフを使っても、未来予知やむかつきの回転率を落とすだけでデッキとして完成度が落ちる。この手のカードは採用せざるを得ないというのが現状。モノリスを使用して、青黒白チューターでMana Cryptをサーチする分、通電式キーは他のデッキよりは腐りにくいはず。
アーティファクトに拘らないならば、花の絨毯、繁茂、楽園の拡散も候補。楽園の拡散は多色デッキでは森なし問題がつらいかも。地味に逆説的な結果で戻せる点はえらい。
〉木霊の手の内、耕作
これらを使う場合は1マナ域の加速がより欲しくなる。土地が止まらなくなるし、マナ加速も分散できて安定したデッキとなるが、その分鈍重になる。三顧の礼と違って、序盤使い損ねると、中盤以降に余ったマナで使うには結構負担。
過去に基本土地6枚くらいで使っていたことがあったが十分すぎたので、使うなら4-5枚程度、島と沼のみで。
〉税収
サブカラーの白マナを要求するが、税収で足りないカラーの土地を持ってこれば、色マナ面はトントン、アドが取れる分得をする。
そう思っていた時期もありました。
並ぶ土地が白絡みばかりになって、メインの青黒を用意しにくくなる。例えば2ターン目にデモチューを使って、3ターン目に未来予知を使おうと思うと、実は要求される土地は結構カツカツで、フェッチランドから平地を持ってきて、税収で平地を集めている場合では無いのだ。最終的にカウンター合戦を想定すると出来る限り青マナを揃えたいし、青黒土地を並べたい。
この理屈だと自然の知識や三顧の礼も危うくなるが、その場でセットする点で異なる。またエンドカードのトラシオスはキャスト必須だが、最悪ティムナは使えなくても良い。緑マナと白マナの勝ち筋への必要度は全然違う。
〉宝石の洞窟
水蓮の花びらやモックスは逆説的な結果や未来予知たちとのシナジー効果があるが、こいつはシナジーもなく単にアドを失って加速するだけ。初手に無ければ4色デッキゆえお荷物。途中で引いて萎えることの方が多いがどうしようか。1ターン目トラシオス、2ターン目ティムナの黄金パターン(強いかは疑問だが)には大きく貢献してくれるんだが。
〉逆説的な結果、霊気貯蔵器
素晴らしいカードたち。
もはやこれらを使いこなすためのジェネラル選択、デッキ構築と言っても過言では無い。
逆説的な結果は積極的にチューターからmana cryptを持ってくる構築も相まって、実質0マナで4枚ドローとか、マナを増やしながら8枚ドローとかえらいことをやらかしてくれる。沢山展開してるのに微妙にコンボが揃わない盤面、チューターも1枚しか持っていない悩ましい状況でも、逆説的な結果をもってこれば大量ドローと再キャストによるマナ加速のおかげで何らかのコンボに繋がって勝ててしまう。ドローソースにエンチャントを使用していることや、ジェネラルが軽めで、殴りに行くために適当に出していることもあって、その手のカードも全部戻して一気に勝負をかける。
霊気貯蔵器はゴブリンの大砲を上回る汎用フィニッシュ。潮吹き無限ループはもちろん、未来独楽は独楽を数十回キャストするので、デッキの底に霊気貯蔵器が埋まっていてもマナ加速と2、3枚のスペルで勝てる。トラシオスやむかつき+天使の嗜みからの無限ドローでも、アーティファクトを出して戻して、霊気貯蔵器をコピーしているうちに余裕で300点くらい回復。それどころか、適当に使ったむかつきや逆説的な結果からチェインして、無限じゃなくてもスペル15枚唱えて勝ちなんてこともある。
デッキの色んなルートの全てのフィニッシャーになれる。そんなカード他にねえぞ。
ゴブリンの大砲にはない魅力が一杯。歩行バリスタで、エンドカードなのに生物除去もできるぜえ~なんて、この多様な役割に比べたら小さすぎるわ。
〉精神の願望
スタンダードに登場した際に、ランパンと早摘みを組み合わせたデッキを、当時のエクテンでもメダリオンと大あわての捜索などフリースペルのシナジーを生かしたデッキを使っていた。昔から好きなカードであり、EDHでも何とか使用したかったが、今まで生かすことは出来なかった。問題がある。チェインコンボは続かない。
レガシーやヴィンテージはそもそも精神の願望を使わずともストームで相手を倒せる。EDHはライフが2倍、対戦相手は3倍とかなり多くなっている上、ハイランダーゆえにチェインコンボを繫げるマナ加速やチューターに制限がある。さらに立ち回りで有利になるための妨害カードを積むと余計にチェインが止まる。
昔から思っていたが、EDHでは下手にストームを稼ぐよりも、2枚コンボを揃えることに終始した方が結果的には勝ちやすい。大量ドローと強力なマナ加速のシナジーの結果チェインコンボらしい動きになることが理想で、初めから連鎖を狙っても初動が遅くなるか、繋がらないかどちらか。
しかし逆説的な結果と霊気貯蔵器は今までEDHでは難しかったチェインコンボを可能にした。逆説的な結果は1枚でマナ加速とドローを同時にこなし、霊気貯蔵器は15枚のスペルでゲームセット。他のストームよりもかなり軽い。勿論あらかじめマナアーティファクトを集めておく必要があるが、専用のアンタップ手段のような弱いカードを使わずに既存の構築にすんなり入っていく点が良い。
精神の願望は残念ながら逆説的な結果に及ばない。普通に展開して後から引いても気兼ねなく使える逆説的な結果と違って他のカードのサポートが必須。ちょろっとドローして、引いたカード使う程度だとせいぜいストームは3~5。しかもこの中にカウンターなんて引こうものならば、普通にドローカードを使った方が強いまである。
考えれば考えるほど弱い。最高に相性がいいジェネラルが登場するまでは、残念だけれどもストレージボックスに眠らせておくしかないのか・・・
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