ティムナ&クラム

静寂をもたらすもの
悔恨する僧侶
金粉のドレイク
闇の腹心
預言する妖術使い
波止場の恐喝者
密輸人の回転翼機
タッサの神託者
エイヴンの思考検閲者
研究室の偏執狂
ゲトの裏切り者、カリタス
最高工匠卿、ウルザ
静寂の守り手、リンヴァーラ

悟りの教示者
神秘の教示者
吸血の教示者
伝国の玉璽
悪魔の教示者
リム=ドゥールの櫃
法務官の掌握

Mystic Remora
リスティックの研究
Timetwister

否定の契約
白鳥の歌
狼狽の嵐
遅延
秘儀の否定
マナ吸収
否定の力
意思の力

蒸気の連鎖
赤霊破
紅蓮破
力ずく
サイクロンの裂け目
コラガンの命令

Demonic Consultation
汚れた契約
神秘を操る者、ジェイス
天使の嗜み
むかつき

安らかなる眠り
呪われたトーテム像
締め付け

覆いを割く者、ナーセット
夢を引き裂く者、アショク

税収
暗黒の儀式
魔力の墓所
金属モックス
モックス・ダイアモンド
オパールのモックス
太陽の指輪
魔力の櫃
発展のタリスマン
威圧のタリスマン
独創のタリスマン
アゾリウスの印鑑
ディミーアの印鑑
イゼットの印鑑
オルゾフの印鑑
秘儀の印鑑
友なる石
Copy Artifact
連合の秘宝
真夜中の時計

土地32

EDHでコンボをするに当たって、構築上の壁になるデッキは三つ。

・ハルク
・イナーラ
・緑

ハルクは最軽量の2枚コンボで、持ってくるパーツを変えることでの汎用性の高さもウリ。イナーラは最軽量の1枚コンボ。

ギトラグの怪物やマーウィン、セルヴァラのような緑は金太郎アメみたいな構造から、ジェネラルさせ生存すれば安定したキルターンが保障される。


新たにデッキを組むに当たって、これらより優れた点がなければ勝ちがたい。EDHは多人数のゲームのため、立ち回り上の利点を追求するのも一つだが、構築側からも差別化したものがあってもいい。

コンボのスピードや完成度で追いつくことは難しいので、妨害を挟むというのは一つの選択肢。

例えば、静寂をもたらすものは、EDHの多くのデッキに刺さる必殺のカード。ハルクもイナーラも死ぬだけでなく、エルフデッキはシステムクリーチャーのETBに依存している面もあるので、結構止まる。少なくともマーウィンはジェネラル自体が死亡する。

安らかなる眠りは、やはりメジャーなハルク、イナーラに突き刺さり、ギトラグの怪物もついでに止まる。

こういった妨害カードは、うまく行けば対戦相手3人とも沈黙させられるメリットがあるが、一方で効かない相手には死に札同然で手数とマナを失う以上のメリットはないし、自分の構築上の制約が大きくなること、妨害カードだらけで動きづらくなることが欠点となる。自分への影響がない構築は組めるかもしれないが、どうしてもコンボが重くなりがち。

また、妨害置物が一つ置いてあっても、ひっそりと手札を整えたプレイヤーがエンド時の除去(特にサイクロンの裂け目超過)からコンボスタートで負けというのは非常に情けない。そこで複数の妨害を置きたいが、そうすると自分の展開がままならない…


これらの問題をそれなりに解決するために、妨害能力をなるべく生物内臓にしてティムナでドローに利用する。

トラティムの流行から壁を用意するのはEDHに参加するプレイヤーの嗜みであり、基本的にマナクリ程度ではアタックを通すことが難しい。妨害する飛行クリーチャーやサイズの大きめの生物を採用することで、その妨害能力が効かない相手にもドローとして有効活用する。

クラムは重くて使いにくいものの、EDHの戦場ではほぼ最高のサイズで、どこかしらは必ずアタックが通るので、長期戦になっても安心してアドを稼げる。クラムの能力自体も長期戦では自動的に手札を稼げる。


このコンセプトでは、デモコンジェイスなどコンボが重いことが欠点だったが、タッサの神託者のおかげで最速ムーブも軽くなった。マナ加速が印鑑主体だから、カウンターを構えながらコンボは苦しいのだが、選択肢があるだけでも良いと思う。


以下ピックアップ

★静寂をもたらすもの

2マナは様々なコンボに間に合う軽さであり、ハルクとイナーラの2強どころかデモコンタッサも止め、相手に勝ちを許さない。その上飛行持ち。自分の構築への制限も大きいが、それ以上に無策の相手は勝てなくなるメリットが大きい。強すぎ。


★カリタス

生物が墓地に落ちないことでハルクは対策され、呪文探求者を何回も釣られることもなくなる。重さがネック。


★法務官の掌握

相手のタッサの神託者を奪う。


★預言する妖術使い

①相手のエンド時に起動。指定はタッサの神託者。
②次の自ターンでタッサの神託者をキャストの後、預言する妖術使いでライブラリーを消し飛ばして勝ち。


タッサの神託者が消し飛ぶリスクがあるけど、1枚コンボとなるので追加のデモコンとしてはあり?

一応2ターン目沼の妖術使いから3ターン目のエンド時に使うと、残ライブラリーは90枚程度なのでデモコンデスする確率は7%くらい。悪くは無い。

当時のスペルシェイパーの特徴でもあるがサイズ小さすぎ。せめて1/2くらいのサイズがあればなあと思う。


★天使の嗜み

むかつきとのコンボだけでなく、相手のタッサの神託者の勝利を回避できる。むかつきを単品で使った場合に、墓地対策の関係で使い回し手段がないため腐らせると思いきや、いざという時に使えるのはナイス。


採用を控えたカード達


▲薄青幕の侍

戦闘時3/3は戦場では支配的なサイズでトラシオスを超えティムナを返り討ちに出来る。置換効果での追放なのでハルクや墓地利用コンボを完封する。しかし、白のダブルシンボルがキツい。


▲ハルマゲドン

耐性のない相手を壊滅させるというか、リンヴァーラや呪われたトーテム像などを併用することで多くのデッキを止められる。そしてアショクがいればフェッチ主体の多色デッキは復帰も難しい。とはいえ、使いどころが難しく、自分が有利に展開できているという条件が必要な割に、直接勝つわけではないのが不採用の理由。


▲大いなる創造者、カーン

サイドが使えるなら使う。相手のアーティファクトの対策カードは少ないというか、こちらも印鑑を使う関係で入れがたく、相手だけ影響が出るカードは貴重。でもマイコシンスの格子をデッキに入れたくはない。


妨害マシマシはゲームをグダらせ、結局自分にとって有利な展開になったかどうかは後になってみないと分からないのが難点。とはいえ初心者で立ち回りがままならない状態でも、適当にカードを使うだけでトラティムや他の最速コンボを牽制でき、それなりに戦えるというのはメリット。EDH初心者に貸すには向いてるデッキだと思う。

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