軽いエルフの時点でマーウィンの候補になるし、妨害耐性だけのカードは採用しにくかったのだが(夏の帳も採用してないので)、サブフィニッシャーにもなれる点も加味すると、採用候補となるカード。

というわけで、少々高額だったものの購入した。まあ、他のフォーマットでも出番があるカードなので、そんなに値崩れしないだろうし。


ただ、抜ける可能性もやっぱりある。

夏の帳を入れていない最大の理由でもあるのだが、チェインコンボを行うに当たって邪魔になるから。妨害カードも可能な限りコンボに寄与するものでないと、途切れてしまう。

マーウィンはジェネラルが処理された瞬間、9割方ゲームが終わりで、万能妨害カードのカウンターがない以上は、構えて動くには不向きで初動にかける動きをしないと勝ちきれない。特に早いターンでのフィニッシュを狙うとすると、初手の質と枚数が大事で、ここに不純物は混ぜたくない。


現状の妨害カードや相手の妨害への対策はどうなっているのか見てみると、


水晶壊し
子守り大トカゲ
鋸牙の破砕獣
進歩の災い
茨のマンモス
歩行バリスタ
家路


この中でも変容生物二種は、マーウィンのパワーを上げる効果がメインとも言えるので、単純な妨害への対策だけで終わらない。実際に、エルフを沢山並べるよりも早く安定してパワーを上げるので使い勝手が良い。必須。

子守り大トカゲは何もシナジーがないので、正直なところ抜きたいが、サーチしやすい緑の生物でドレイク対策がこれしかない。ウルヴェンワルドのハイドラから家路では遅すぎる。むしろ、サーチ手段の少ない家路の方が抜く候補。森が足りないとクウィリーオン・レインジャーを共生虫で使い回しにくくなるので、家路があることで他のシステム土地の採用を控える結果となっている。

進歩の災いは、耐青でリス研や妨害を重ね貼りをされたときに切り返すことが出来る唯一の緑生物なので、やはり子守り大トカゲと同じでシナジーがなくても入れざるを得ない。

茨のマンモスはリンヴァーラや対策ではあるが、早めに登場した致死性のジェネラルを潰す手段でもあり、そうでなくても戦場を制圧する能力がかなり高いので続投している。かなり対策がピンポイントな子守り大トカゲと違って、統率者のシステム上、絶対に処理したい生物が出ないゲームは少ないので、腐りはしない。ただ、チェインコンボをする上では邪魔。

歩行バリスタは唯一の静寂をもたらすもの対策。勝ち手段としては無限マナ無限ドローが決まれば、

・破滅の終焉X=∞
・孔蹄のビヒモス
・鋸牙の破砕獣をティムールの剣歯虎で使い回して生物は茨のマンモスで全滅させて緑の太陽の頂点でライブラリー補充

こんな感じで実質勝ちみたいに如何様にでもなるのだが、サーチしやすい生物で唇お化け対策は、汎用性も考えると消去法でバリスタになる。一応勝ち手段が厚くなることでデッキパーツ喪失のリスクを低減できるが、あまり実感できないレベルだしなあ。変容持ちで飛行生物破壊がいれば、本当に助かったのだが…

エルフシナジーを意識するなら

エルフの空掃き
スカイウェイの狙撃者
リス・アラナの弓使い
鋸歯傷の射手
ヴィリジアンの斥候

なんかが居るが、さすがに汎用性が…

とはいえバリスタにアクセスできい

召喚士の契約
緑の太陽の頂点
破滅の終焉
召喚の調べ
異界の進化
自然の秩序
怪物の代言者、ビビアン

から繫がるのはメリットか。というかバリスタは破滅の終焉で場に出しても駄目だし、バリスタへのアクセス手段は俗世の教示者、呼応した固執くらいしかなくて、改めて考えると生物と言ってもメリット少ないなあ。とは言え他に候補がないから採用せざるを得ないんだけど。メジャーではないヘイトベアー達もまとめて見れるし。

ちなみにエルフシナジーといっても、所詮マーウィンに+1/+1カウンター一個とたまに共生虫で使いまわせる程度なので緑の生物まで手を広げてみると

空を引き裂くもの、閼螺示

がいる。コイツはリンヴァーラ対策にもなるじゃんと見せかけて、緑の太陽の頂点など直接場に出るサーチで出しても仕方ないので、結局唇お化けピンポイントで、汎用性としてはやっぱりどうかなあと。


あと妨害や対策カードとしての位置づけではないが、マーウィンが処理されたときの勝ち手段は、孔蹄のビヒモスしかないので、これもある意味で詰み回避で相手の妨害への対策ともいえる。マーウィン再キャストで成長とか速攻付与を絡めてもよいが、即効性を考えると適当に並べてビヒモスで一人か二人殴って倒す方が決まりやすい。


話は逸れたが、妨害や対策カードの内訳としては、

①コンボに寄与するので全くと言って良いほど無駄にならない

水晶壊し
鋸牙の破砕獣


②詰み回避として入れざるを得ない

子守り大トカゲ
進歩の災い
茨のマンモス
孔蹄のビヒモス
歩行バリスタ


③最悪、無くても良い

家路


こんな感じになっている。

ちなみにアロサウルス飼いがどこに入るかというと①と③の中間くらい。どちらかというと、③寄りだと思う。困りものだ。


採用されていないカードの中で、例えば、顕在的防御はジャイグロというコンボに寄与する効果でありながらマーウィンの防御も出来る万能カードに見えるが、不採用である。これは、まず2ターン目マーウィンの返しの妨害に対して構えることが出来ないため、防御札として使いがたく、ほとんどジャイグロとしての使い方しかないので、修整が小さくて結局イマイチな使い勝手となってしまったから。


色々書いてみたものの実際に使ってみなければ分からないこともあるので、アロサウルス飼いの中途半端な貢献度が、どれくらい使えるのかは、実戦で色々試してみたいと思う。ただ、やっぱり無し寄りかなあ?

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