愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット
待ち望んでいた1枚かもしれない。

かねてより黒の濃いデッキを組みたいと思っていた。

陰謀団の貴重品室
Lake of the Dead
スカージの使い魔
ヨーグモスの息子、ケリク
血の取引者、ヴィリス
…etc

黒の濃いデッキでこそ真価を発揮するパワーカードが盛りだくさん。

しかしEDHの黒単はいくつかの問題点がある。

・他フォーマットでは強力なハンデスは、EDHでは妨害手段として信頼がおけない
・暗黒の儀式などがあり早いデッキと認識されがちだが、EDHではハイランダーの構築制限のせいで枚数が足りず、むしろ遅いデッキ

EDHの対戦に喰らいつける点としては
・生き埋め+再活性の軽くてピン除去が効かない2枚コンボ(他の単色の2枚コンボはこれより重い)
・チューターが豊富
・生物除去(=ジェネラル対処)は金粉のドレイクを要する青には劣ると思うが、実用に耐えうるものである

逆に言えば、マナ加速手段が何とかなれば比較的早めのコンボと相手の統率者除去で妨害の薄さもごまかせる・・・かもしれない。


黒単には限界があるので、タッチカラーで補いたい。特に緑を足したいと思っていた。緑の利点としては、

・1マナクリスタートはEDHでは安定した早い動き
・マナクリは黒に豊富な生贄シナジーと相性がいい(ヨーグモス、弱者選別、悪魔の意図etc)
・緑が入ることで汎用パーマネント破壊ができるようになり、妨害が増える
・土地サーチで沼を増やす→貴重品室、LotDに貢献
・貴重品室やLotD自体もサーチしやすい
・夏の帳

足りない点の多くを補ことが出来き、長所も伸ばせる。

色を増やしすぎると沼が減ったり、黒マナで動ける手段が減ることで黒単としてのメリットが薄れてしまうので、黒単タッチ緑くらいが理想。しかし、残念なことにこれまでの黒緑ジェネラルには満足のいくものがなかった。

理想的な、欲しい能力はファイレクシアの闘技場。つまりドローソース。貴重品室、ヴィリスのような少し遅いカードを使いたいので、統率者領域に継続的なアドバンテージ源がないと手札が詰まる。

テヴェシュは、僕の要請を満たしてくれるカードである。

継続的なアド源であり、共闘で緑のジェネラルを足すことで、黒単タッチ緑が組める。
緑側も何らかの使える単色生物が出るとよいが(既に公開されている格闘するやつは弱いが…)、この際カラーマーカーになっても良いので、血を蒔く者、ターナでも組んで、波止場の恐喝者や偏向はたきというパワーカードだけでも採用しようかと(一応ターナの能力は相性が良い)。この場合、赤は限りなく薄くするけど。


統率者レジェンズは沢山の共闘が登場するので、デッキを考えるのが楽しそうなセットになる。最近の伝説のクリーチャーは露骨に強さを制限されたものが多いが、共闘は開発の意図しない“バグ”が見つかる可能性があって、その点も期待。

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