★ベレドロス・ウィザーブルーム
使えそうで使えない気がする。もう少し軽ければ…
黒緑の主な勝ち筋は納墓+ネクロマンシーや自然の秩序+サクリ台のハルクコンボか、威厳の魔力やリシュカーの巧技などチェイン風の動きで勝ちきったり、展開する中で出てきた適当なファッティで殴る感じになる。ガイアの揺籃の地を生かすように組むと、土地アンタップの恩恵は大きいが、7マナでは重すぎるので結局1ターン帰ってくるのを待たないといけない。プローシュの二の舞いで、ターンが帰ってくる前にゲームが終わるか、対処されて終わる。
プローシュは沢山引き連れるトークンを利用して、ガイアの揺籃の地や召喚の調べからすぐにハルクを出して、サクリ台になれるというメリットがあったが、このドラゴンのメリットは…。
回数制限がなかったり、トークンがもうちょっと強かったり、本体がもう少し軽ければ良かったが、現状では厳しいか。
黒緑だと同じセットの魂浸しダイナの方が良いかもしれない。極上の血とコンボ、サクリ台として使えなくもないので、自然の秩序や納墓+再活性でハルクに繋げることも可能。ただし、展開には全く役立たない。
★大衆扇動者、ブリーナ
殴ると1-2枚引けるマン。相手も引けるが、エドリックのようにめちゃくちゃ引かれるほどではないし、自分が殴られにくくなるし自分の場が盤石になるので、昨今のグダりがちなゲームでは強そう。
黒なので軽くて早いコンボを搭載可能で、ライフを守りやすい点も噛み合う。
何気に自分のライフが一番多くても大丈夫な点も強く、序盤はセラの高位僧などで圧力をかけつつ手札を整え、ボーラスの城塞、むかつきを狙うようなデッキになるか。
★厄介な害獣、ブレックス/ブレックスの捜索
裏面が本体。
統率者領域から使えるドローソース。まるでログラクフ&テヴェシュ。
ソーサリーなので、そのまま統率者領域に戻って再利用可能。
問題はライフコスト。やはりこれを生かすとなると、ヴィリスは組み合わせたいし、墓地を有効活用出来た方が必要なライフも減るので、リアニメイトなどは好相性。
実は無限マナからの勝ち手段になる。全部墓地に送ればライフは不要、キーカード1-2枚程度拾うくらいなら負担は少ない。
表面は…
使うことは無いでしょう。
という感じで、とりあえず3枚。めちゃくちゃ使いたい、という統率者は今回は無しかなあ。
コメント
組むならスタックス生物多めで手札整えつつコンボ決める感じになるんでしょうか
ブリーナ組むにあたり、ともちんさんの過去のヴィリス系の記事を読ませていただき何個か疑問に思ったので質問いいでしょうか?
1.ボ城や覗き込み等の大量ドローを入れるデッキ(ログテヴェ、ティムコンド)
の際サーチ多めで普通のドロー少なくジェネラルにドロー依存していると感じましたが、不足等はないのでしょうか?(普通のデッキは10程度入ることが多いと思うので)
またネクロポーテンスは大量ドローの枠にはならないのですか?(ティムコンドのとこで少し述べてましたが)
2.勝ち筋が霊気貯蔵機に勝ち筋の中心としてますが、打ち消されたり起動できないなどの問題は気にならないのでしょうか?
3.ライフアドバンテージは盤面に影響を及ぼさず、コンボや妨害に直接関与せず
テンポロスのが気になるのですが、盤面に影響する除去やドロー等よりライフアドバンテージは大きいのでしょうか?
何個も質問すみません。もう回答可能でしたらよろしくお願いします。
1.
仰るとおり、ジェネラルに依存しています。一度ヴィリスが出るとドローカードは不要でマナを増やすカードが沢山欲しくなることから、デッキ内のマナ加速を増やしてドローを減らす方がチェインが繋がりやすくなると考えています。
ネクロポーテンスはキーカードを追放してしまうとそのターン中に勝てなくなるので、ヴィリスと相性が良さそうに見えてそうでもないです。通常はキャストして相手にターンを返すしかないので、目に見えるオープンリーチで相手にボコボコに叩かれる点で、自分が嫌いということもあります。青があれば終了ステップでインスタントウィンが現実的ですが、青無しでは真に使いこなすのは難しいかなと思っています。
2.
初期型はアスフォデルの灰色商人の無限ループでしたが、今でも何度か釣り治すことは出来るので、茶対策が厚くても勝つことはできます。とはいえ、実際には、勝つときにはほぼ全て霊気貯蔵器で勝っています。自分の周りに無のロッドを使う人がおらず、アウフはヴィリスなどで簡単に処理できることも大きいです。
3.
自分がログテヴェを使っているときに、1ターン目セラの高位僧は相当な脅威です。一度削られたライフは取り戻しがたいので少し遅れて除去しても損をしてしまいます。カンバールも同様で、対処するために動くと相当なライフを持っていかれるので、初動をはじかれて妨害のやりとりが発生すると、すぐに詰みます。
黒主体だとライフを使って爆発力を得るので直接攻められると厳しくなるのは当たり前なのですが、実はトラシオス&ティムナでもライフ責めは厳しいです。統率者リーサに、しばしば詰まされます。
最近、自分の中では一部のライフに影響するカードの評価が上がっています。船殻破りのように、場にいる間は拘束するものの除去された後は普通にゲームが進行するカードと違って、ライフをやり取りするカードは一定の功績を残してくれます。
全員があまり妨害をせずに最速コンボだけを追求していると、多少のライフロスは影響が少ないですが、カウンターを打たれ、ヘイトベアーを出され、隙を伺っていると、多少のライフ攻めですぐにライフはギリギリになります。ライフが追い詰められると見切り発車や、チューターから除去を使うなど損な立ち回りを強要されてしまいます。
最近、トラシオス&ティムナにセラの高位僧やカンバールを採用しようかと思っているくらいです。最速ぶっぱさえ対処できれば黒いデッキを詰ませ、長期戦を有利に運べるからです。純粋なライフゲインは、仰るとおり、あまり使いたい者では無いですが、ティムナやブリーナでドローに変換できるとなると話は別です。
自分の中で評価が高くなっているだけで一般的では無いですが、今はこのように考えています。