EDH手持ちデッキのマリガン率について
2021年8月16日 Magic: The Gathering先回土地から見たマリガン率について考えてみたが、その他の要素も含めて総合的なマリガン率はどんなものかと検証してみた。
・moxfieldを使用
・一回目の初手でキープするかマリガンするかを検討
・宝石の洞窟はゲーム開始時に置けるものとして想定
使うデッキはコレ(リストは随時更新しているので、検証時と変わっている可能性あり)
トラティム
https://www.moxfield.com/decks/QTrxz-cOqkazwT0eGkrikg
ギランラ&木霊
https://www.moxfield.com/decks/Yv-Mfz0eDkKCuDyKN4f_RQ
ログ&テヴェ
https://www.moxfield.com/decks/A7_mk20HhkKz0aR6oC4-UA
キープ基準は一律に決めることは出来ないが、概ねの指針としては、
・土地2-4枚
・土地1枚は、しっかりと後の行動まで続くならキープ。1ターン目にリス研や森の知恵などドロースペル、テヴェシュなど。
・土地5枚は基本的にはマリガン(土地5枚でキープしたいほどのハンドはないと思う)
・1ターン目スタート出来なくても、森の知恵+有用なスペル、ティタニアの僧侶など2ターン目に強いアクションを起こせるならキープ
最速コンボに囲まれる想定で攻めたキープをするなら、初動2ターン目はマリガンすべきだが、今回のキープ基準は厳しすぎない、緩すぎないくらいのイメージで。
で、結果はこんな感じ
各デッキのマリガン率
トラティム 38/100
ギランラ&木霊 41/100
ログ&テヴェ 54/100
ちなみに土地枚数とキープ率で書き直すとこんな感じ。
トラティム 土地33枚、キープ62%
ギランラ&木霊 土地31枚、キープ59%
ログ&テヴェ 土地29枚、キープ46%
先回のデータも並べてみると
・99枚デッキ
・初手7枚に土地が2-4枚である確率
土地27 60%
土地30 66%
土地33 71%
土地枚数のみから考えたキープ率から、だいたい10-20%くらい落ちていると考えて良い。
ここから考察。
デッキの中身による差が大きく出た。
★トラティム
軽量化して金太郎飴みたいな構造なので、引いたものによるムラが少ないし、最悪統率者が動けば何でもキープできる。
小さなアドを積み重ねるデッキで、出来れば初手は7枚でキープしたい。土地が2-4枚回ってくる確率から思うと、マイナス10%程度は理想的な数値かも。色事故とか、スペルの偏りは絶対に避けられない部分もあるため。
★ギランラ&木霊
高コストカードが多いので、これが固まるとマリガン。マナ加速ばかりでドローがないのもマリガン。ある程度、分散して引かないと続きにくい。
とはいえ、高コストカードを叩きつけてこそのデッキなので、このムラは仕方ない。トラティムと比べると、マナさえ伸びれば一気に5-6枚以上引けるカードがあって巻き返しやすいから、多少のマリガンは許容。
★ログ&テヴェ
マナ加速を引かないと話にならない。土地不足(1枚以下)でキープできないハンドも多い。sacrificeやファイレクシアの発掘者、霊気貯蔵器のように特定の組み合わせでないと使えないとか引くと困るものが含まれるので、潜在的なマリガン率が高い。しかし手札が減っても、テヴェシュや再活性+ヴィリスですぐ手札は回復出来るので、ある意味でこのムラは想定内。手札6枚は十分アリだし、初手5枚でも内容によっては悪影響は少ないし。
アガディームの覚醒のような両面土地はデッキに噛み合いにくいし、ウルザの物語、爆発域、裏切り者の都など機能的な土地でかさ増しは考えられる。最速を狙うなら不要な土地でも、牽制のし合いになると黙々と土地を起き続けて様子を伺うことが勝ちに必要になるので、土地を増やすメリットはちゃんとある。でも、現状でも満足かなあ。
長いこと使っていたデッキ達なので、最適とは言えないかもしれないが、調整したデッキの目安にはなるかと思う。
・moxfieldを使用
・一回目の初手でキープするかマリガンするかを検討
・宝石の洞窟はゲーム開始時に置けるものとして想定
使うデッキはコレ(リストは随時更新しているので、検証時と変わっている可能性あり)
トラティム
https://www.moxfield.com/decks/QTrxz-cOqkazwT0eGkrikg
ギランラ&木霊
https://www.moxfield.com/decks/Yv-Mfz0eDkKCuDyKN4f_RQ
ログ&テヴェ
https://www.moxfield.com/decks/A7_mk20HhkKz0aR6oC4-UA
キープ基準は一律に決めることは出来ないが、概ねの指針としては、
・土地2-4枚
・土地1枚は、しっかりと後の行動まで続くならキープ。1ターン目にリス研や森の知恵などドロースペル、テヴェシュなど。
・土地5枚は基本的にはマリガン(土地5枚でキープしたいほどのハンドはないと思う)
・1ターン目スタート出来なくても、森の知恵+有用なスペル、ティタニアの僧侶など2ターン目に強いアクションを起こせるならキープ
最速コンボに囲まれる想定で攻めたキープをするなら、初動2ターン目はマリガンすべきだが、今回のキープ基準は厳しすぎない、緩すぎないくらいのイメージで。
で、結果はこんな感じ
各デッキのマリガン率
トラティム 38/100
ギランラ&木霊 41/100
ログ&テヴェ 54/100
ちなみに土地枚数とキープ率で書き直すとこんな感じ。
トラティム 土地33枚、キープ62%
ギランラ&木霊 土地31枚、キープ59%
ログ&テヴェ 土地29枚、キープ46%
先回のデータも並べてみると
・99枚デッキ
・初手7枚に土地が2-4枚である確率
土地27 60%
土地30 66%
土地33 71%
土地枚数のみから考えたキープ率から、だいたい10-20%くらい落ちていると考えて良い。
ここから考察。
デッキの中身による差が大きく出た。
★トラティム
軽量化して金太郎飴みたいな構造なので、引いたものによるムラが少ないし、最悪統率者が動けば何でもキープできる。
小さなアドを積み重ねるデッキで、出来れば初手は7枚でキープしたい。土地が2-4枚回ってくる確率から思うと、マイナス10%程度は理想的な数値かも。色事故とか、スペルの偏りは絶対に避けられない部分もあるため。
★ギランラ&木霊
高コストカードが多いので、これが固まるとマリガン。マナ加速ばかりでドローがないのもマリガン。ある程度、分散して引かないと続きにくい。
とはいえ、高コストカードを叩きつけてこそのデッキなので、このムラは仕方ない。トラティムと比べると、マナさえ伸びれば一気に5-6枚以上引けるカードがあって巻き返しやすいから、多少のマリガンは許容。
★ログ&テヴェ
マナ加速を引かないと話にならない。土地不足(1枚以下)でキープできないハンドも多い。sacrificeやファイレクシアの発掘者、霊気貯蔵器のように特定の組み合わせでないと使えないとか引くと困るものが含まれるので、潜在的なマリガン率が高い。しかし手札が減っても、テヴェシュや再活性+ヴィリスですぐ手札は回復出来るので、ある意味でこのムラは想定内。手札6枚は十分アリだし、初手5枚でも内容によっては悪影響は少ないし。
アガディームの覚醒のような両面土地はデッキに噛み合いにくいし、ウルザの物語、爆発域、裏切り者の都など機能的な土地でかさ増しは考えられる。最速を狙うなら不要な土地でも、牽制のし合いになると黙々と土地を起き続けて様子を伺うことが勝ちに必要になるので、土地を増やすメリットはちゃんとある。でも、現状でも満足かなあ。
長いこと使っていたデッキ達なので、最適とは言えないかもしれないが、調整したデッキの目安にはなるかと思う。
コメント