せっかく禁止解除されるので、少し考えて見た。浮きマナを作って統率者を出すのが単純な勝ち方。ケディスの名前がよく上がるけど、場も手札も空っぽなので、パワーがあれば何でも勝てるはず。

マナコストが膨大だが、例えば納墓+ミジックスの熟達でコストを踏み倒すなら無限への突入の方が良いし、青黒赤になるならタッサの神託者を使えと言うことになる。マナ加速から通常キャストを狙うにしても、無限への突入の方が単独で勝てるため、青なしでの最適構築が差別化に必要な要件。

と言う前提の元、いくつか考えてみる。


①ネヘブ

永遠衆も、戦慄衆の勇者も、統率者が大量のマナを生む。浮きマナから統率者を狙おうとすると統率者税の追加も加味して15-17マナになってしまうが、上手く回ると出せなくもない。特に永遠衆の方。

しかし抹消の方が軽くて妨害されにくい。

手札が残れば土地セットや世界のるつぼを隠し持っておくだけで勝ち確に出来る。重すぎるので世界火の手札を消す効果はメリットとも言い難い。総じて世界火は抹消やジョークルホープスの劣化かなと思う。


「だいたい抹消の劣化」これは世界火を考える上で避けて通れない。ライフ1のメリットを突き詰めないと抹消使った方がよくね?になりがち。多くの場合で打ち消されないメリットの方が大きい。特に待機やフェイズアウトなどで仕込みを行う場合。



②ティボルトの計略

晴れる屋の記事のこれ。

https://article.hareruyamtg.com/article/54710/

2ターン目ティボルトの計略→世界火を打ち消せないデッキは死亡。洗練されたデッキ同士の対戦だと2ターン目は普通に即死コンボのやり取りになるのでカウンターされて終わりだが、カジュアル殺しとしては最悪な構築。防げないでしょ。ミラーマッチや、統率者ラガバンなど1マナ勢相手には絶対に勝てないので、そういう意味でもカジュアル環境がクソデッキだらけになりかねない。

色を増やして土地にバリエーションを持たせるともう少しデッキらしくなる。ティボルトの計略チャンスを増やすために神秘の聖域くらいは足したい。ケディスでは悪いことするのが見え見えなので、エシオルでもいい。どうせライフ1で坊主めくりになったら勝ち。


でもまあ、土地沢山で少量のスペルで勝つコンセプトならチューター沢山のむかつきの方が安定して強いだろう。



③売る

良い使い道は思い浮かばないので、価格が高騰している今が売り時。煙霧の連鎖以上に、大したコンセプトにならないので、すぐに値段が下がる。



重いけど唱えたら勝ちは、仕込みが必要とは言え無限への突入があるし、生物除去を許容するなら歯と爪がある。狙いたいと思えるものには、これらより軽いか別の利点が必要。楽しい使い道を考えるならば、既存のカードで似た役割のない合同勝利の方が楽しそう。なぜか、ずっと禁止だけど、研究室の偏執狂よりも弱いコンセプトなのは明白なんだから、解禁して欲しい。


まあ、あっても無くても変わらん、と言う意味では世界火解禁は問題ないわけだが。

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