考えれば考えるほど泥沼にはまるデッキ。
立ち回り、色、コンボ、そのどれもが弱く、シッセイ軸のぶん回りに依存している。
結局、僕個人の意見としては、シッセイやその他エルフ系のデッキの強さは、初期のころの茶vsアンチ茶という構図に上手く噛み合ってたこととわからん殺しの面が強かっただけだと思う。

そもそも、シッセイに限らずいわゆる“エルフ”自体あまり強いコンセプトではないんだよね。
ズアーからリス研を持ってきた場合と、シッセイから暦記やガドックを持ってくる場合を比較すると分かりやすい。
ズアー+リス研を両方処理するには基本的に2枚のカード(もしくは糞重いリセット)が必要なのに対し、シッセイは炎渦1枚で壊滅する。
生物中心のデッキは、1枚のカードでジェネラルと同時に壊滅する点で、どうしても茶や他のコンセプトのデッキに劣ってしまうと思う。
展開中心で的になりやすい点も更に立ち位置が悪くなる要因。

これが初期の頃にはリセット=4マナ以上であることが多く、ガドックをピン除去で落としてリセットのように壊滅させるのに2枚必要だったし、いつの間にかガッチリとロックしてたり、エムラでごり押ししたり。
環境全体として使われる生物がある程度限定されそれに合わせて除去も最適化したこと、ネタが割れて早期から過剰に叩かれることから初期の頃と同じ戦い方で勝つことは難しい。

こういった“エルフ”の弱点は昨年末から漠然と思い続けてるけど、結局打開できずに青茶に逃げてしまう。
アニマーはワンチャンありそうだったけど、やっぱりダメかも。
去年の今頃と比べてエルフ系のレシピをDN上で沢山みかけるようになったし、誰かが新しいデッキを作ることを期待しています。

コメント

katsu
2011年10月7日15:15

はじめまして。EDHの記事、参考にさせていただいてます。

リンクさせていただきました。よろしくお願いします。

ともちん
2011年10月9日20:32

こちらからもリンクさせていただきました。
これからもよろしくお願いします。

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