〇結界師ズアー

瞬唱の魔道士
ヴィダルケンの霊気魔道士
エーテリウムの彫刻家
タッサの神託者
蜃気楼のマイア
最高工匠卿、ウルザ
未来の大魔術師
星霜の学者

悟りの教示者
神秘の教示者
吸血の教示者
伝国の玉璽
納墓
霊廟の秘密
悪魔の教示者
直観
神秘の指導
腹黒い夢

渦巻く知識
Mystic Remora
師範の占い独楽
大あわての捜索
意外な授かり物
ネクロポーテンス
神秘の炉
ボーラスの城塞

否定の契約
もみ消し
狼狽の嵐
白鳥の歌
激情の後見
意思の力
誤った指図

蒸気の連鎖
サイクロンの裂け目

Demonic Consultation
汚れた契約
等時の王笏
霊気貯蔵器

浅すぎる墓穴
死体のダンス
ネクロマンシー

税収
暗黒の儀式
sacrifice
陰謀団の儀式
劇的な逆転
Copy Artifact

魔力の墓所
水蓮の花びら
モックス・ダイアモンド
金属モックス
オパールのモックス
太陽の指輪
魔力の櫃
多用途の鍵
発展のタリスマン
威圧のタリスマン
聖列のタリスマン
アゾリウスの印鑑
ディミーアの印鑑
オルゾフの印鑑
秘儀の印鑑
友なる石
虹色のレンズ
厳かなモノリス
覚醒の兜

土地32

デュアル 3
ショック 3
フェッチ 9
雲海
変遷の泉
涙の川
水没した地下墓地
広漠なるスカイクラウド
ダークウォーターの地下墓地
沈んだ廃墟
真鍮の都
宝石鉱山
風変わりな果樹園
禁忌の果樹園
マナの合流点
霊気拠点
宝石の洞窟
古の墳墓
出現領域


対人戦は出来てないので、一人回しを続けた結果。一人回し&コンボを調整するには、かなり楽しいデッキ。


ネクポ大量ドロー
➡終了ステップにデモコン+タッサの神託者

これをメインにいくつか追加した。

この実質0枚コンボの動きを特化するのが合理的だと思っていたが、その場しのぎの人形などの使いにくいパーツでかさ増しするよりも、他コンボとのハイブリッドの方が、少なくとも一人回しでは揃えやすかった。前回触れた星霜の学者ループに加えて、そもそもインスタントウィンの原型である蜃気楼のマイアも足した。

蜃気楼のマイア自体は良いプランだと思うが、これ単独だとズアーをキャストした次のターンに決めきれない。そもそもカラー的に一番強いと考えるタッサの神託者は外すべきではないと思うし、マイア自体は補助的な役割に。枠を圧迫するが、あると便利なことには変わりない。

蜃気楼のマイアからストームはマナに余裕がないと余りにも成功率が低いため、未来独楽を狙うことに。パーツの一部は、タッサの神託者をインスタントタイミングで出すための納墓+インスタントリアニで共有できる。

蜃気楼のマイアを入れることでウーナを抜くことも出来た。星霜の学者ループから勝つためには、黒マナ無限を吸いとる生物(納墓+インスタントリアニで出せるもの)が必要なわけだが、蜃気楼のマイア+霊気貯蔵器があるならば、ウルザが使える。ウルザはウーナと違って普通の展開でも使えるスペック。霊気貯蔵器については、もともと保険的な役割しかなかった神秘を操る者、ジェイスと差し替えなので、勝ち手段自体のスロットの圧迫は少ない。


これらのハイブリッドの結果、4マナ程度ある状態でズアーアタック➡ネクロが成功すると、25枚程度引ければ一人回しではほぼ勝てる。かなり安定した“0枚コンボ”になった。タッサの神託者特化だと30-35枚は必要だったので、ライフに余裕が出来て、最序盤の展開に古の墳墓など挟む余裕も出て来た。

しかし、タッサの神託者以外のルートが増えたせいで、ネクロで裏向きに追放した状態で手札からチューター➡必要なパーツを積んで更にネクロで追放という流れは、確認すべきパーツが多くて管理が大変。練習の重要性が高まった。



一応コンボは大きく三本の柱があって

★タッサの神託者+デモコン

A 納墓、タッサの神託者、ヴィダルケンの霊気魔道士
B 浅すぎる墓穴、死体のダンス、ネクロマンシー
C デモコン、汚れた契約

ABCから一つずつ集める。
タッサの神託者がハンドに来てもクリンナップで捨ててネクポ誘発にスタックでリアニ出来るので直観は実質Aのパーツ。

BCにアクセス出来る霊廟の秘密は超有能なサーチ。


★星霜の学者

星霜の学者+sacrifice+浅すぎる墓穴 or 死体のダンスで無限マナ。

➡蜃気楼のマイアやウルザで勝ちに行く。

実際には、直観+浅すぎる墓穴などで集める。直観で星霜の学者、納墓、sacrificeを選べば、星霜の学者がハンドに来てもクリンナップで捨てて釣れるのでループ完成。最後に納墓+浅すぎる墓穴でウルザを釣る。

タッサの神託者よりもハードルが低い2枚コンボ。しかし、

・直観+浅すぎる墓穴
・直観+死体のダンス

しか組み合せがない。

とは言え、例えば納墓、浅すぎる墓穴、sacrificeの3枚を持っていても良いし、決まるパターンは多い。

このコンボの追加で、大量ドローからの決定力はかなり上がった。ネクロで裏向きに追放し、終了ステップに入る前にトップに積むチューターを使うときも助かる。

直観
浅すぎる墓穴
死体のダンス

これらのうちのどれかがライブラリーの中に残っていなければ、神秘の教示者や吸血の教示者で、足りないパーツを積んでネクロで追放➡終了ステップへ、の流れで決まるのでパーツの管理もしやすい。


★蜃気楼のマイア

蜃気楼のマイア存在下で

A 神秘の炉、未来の大魔術師
B エーテリウムの彫刻家、覚醒の兜
C 師範の占い独楽

ABCから1枚ずつ。

クリーチャーはインスタントリアニで場に出す。終了ステップにハンドに来たトップに積むチューターは持て余しがちだが、未来予知が絡むことで生かされる。集めにくいし、蜃気楼のマイアの3マナからスタートするのは本当に重いが、これがあるおかげで決まるゲームがあることも事実。

あとは、その場しのぎの人形みたいな微妙なカードよりも単品での活躍度は一応上だし、覚醒の兜はメインコンボをチューター経由で決めるときにサポートとして強いし、蜃気楼のマイアもたまに総合的なマナは増えて嬉しい。


あとはオマケとして、

・出現領域
・ボーラスの城塞
・等時の王笏+劇的な逆転

を採用。

出現領域は蜃気楼のマイアよりも強いが、終了ステップに出せない点で劣る。とはいえ、色マナに困らないなら採用しない理由はない。

逆転棒はネクロ大量ドローから蜃気楼のマイアに繫いだときに、次に繫がるカード(コンボ)として採用。蜃気楼のマイアはマナの負担がかなり大きくて、ここから次のコンボに繫ぐマナはカツカツになりがち。普通に使う分には弱いので抜いても良いかも。

ボーラスの城塞は単品の爆発力を期待しているが、メインコンボと同じくライフを要求するため、ライフが落ち込んだときのサブプランに成り得ないのが弱い点。ただ、コンボの性質上、普通にカードを引くドローでは、他のデッキと比較して優位性があるわけではなく、純粋に集めきれないので、爆発力のあるカードで誤魔化すしかないかなとは思っている。


コンボの数はもっと増やしても良いと思うが、なかなか無駄になりにくいカードでかさ増しは無理そうなので、現状はこれ以上スロットを作れない感じ。

妨害カードも基本的にはネクポ大量ドローから使いうるものにした。もともとズアーは妨害のやり取りをして、じっくり構えてアドを稼いでいく動きには向いていないし、コンボに特化した。否定の力ではなく誤った指図、ほとんど使うことの無いエンチャントの汎用カードは一気にアウト。

結局、じっくりアドを稼ぐデッキに対して勝ちうるには、チャンスを押し切れるだけの強さや爆発力が必要と思っての構築。緑単が勝つのも、妨害の汎用力では劣るためコンボへの特化で上手く回ったゲームで最大の力を発揮できているからだし、ズアーも青があるからと言って後手に回るのが良いとは言い切れない。
結界師ズアー

金粉のドレイク
瞬唱の魔道士
ヴィダルケンの霊気魔道士
タッサの神託者
呪文探求者
アカデミーの学長
概念泥棒
妖精の女王、ウーナ
星霜の学者

悟りの教示者
神秘の教示者
吸血の教示者
伝国の玉璽
納墓
霊廟の秘密
悪魔の教示者
直観
神秘の指導
腹黒い夢

渦巻く知識
Mystic Remora
大あわての捜索
意外な授かり物
Timetwister
ネクロポーテンス
むかつき

否定の契約
もみ消し
狼狽の嵐
白鳥の歌
払拭
秘儀の否定
意思の力
誤った指図

蒸気の連鎖
サイクロンの裂け目

天使の嗜み
Demonic Consultation
大霊堂の戦利品
汚れた契約
閃光
浅すぎる墓穴
死体のダンス
ネクロマンシー
その場しのぎの人形

神秘を操る者、ジェイス

税収
暗黒の儀式
弱者選別
sacrifice
陰謀団の儀式
Copy Artifact

魔力の墓所
水蓮の花びら
モックス・ダイアモンド
金属モックス
オパールのモックス
太陽の指輪
魔力の櫃
発展のタリスマン
威圧のタリスマン
聖列のタリスマン
アゾリウスの印鑑
ディミーアの印鑑
オルゾフの印鑑
秘儀の印鑑
友なる石
虹色のレンズ

土地31

デュアル 3
ショック 3
フェッチ 9
雲海
変遷の泉
涙の川
ダークウォーターの地下墓地
沈んだ廃墟
真鍮の都
宝石鉱山
風変わりな果樹園
禁忌の果樹園
マナの合流点
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
宝石の洞窟
古の墳墓
裏切り者の都
出現領域



★基本のコンセプトとメインコンボ

ネクロポーテンスで30点ほどライフを支払い、終了ステップに手札に加えた後そのターン中に勝つのが狙い。

コンセプトの原型はリンクしているほげをさんのズアーから。インスタントタイミングでタッサの神託者とデモコンを揃えために、

・納墓
・クリンナップステップ

でタッサの神託者を墓地に送る。クリンナップステップにカードを捨てるとネクロポーテンスの能力が誘発して優先権が発生するので、追放する前にインスタントのリアニメイトを使ってタッサの神託者を戦場に出す。

もしくは、閃光でタッサの神託者を直接出す。

パーツは大まかに分けると

A 勝ち筋
・納墓
・タッサの神託者
・ヴィダルケンの霊気魔道士

B インスタントで釣る手段
・浅すぎる墓穴
・死体のダンス
・ネクロマンシー
・その場しのぎの人形

C ライブラリーを飛ばす
・デモコン
・汚れた契約
・大霊堂の戦利品(+天使の嗜み)

D マナ加速
・暗黒の儀式
・sacrifice
・弱者選別
・陰謀団の儀式

E ユーティリティ
・瞬唱の魔道士
・閃光
・渦巻く知識
・大あわての捜索
・むかつき+天使の嗜み
・出現領域
※呪文探求者
※アカデミーの学長
※星霜の学者

※閃光との組合せに限る

F チューター

神秘の教示者
吸血の教示者
霊廟の秘密
直観
神秘の指導
腹黒い夢


だいたい、こんな感じ。

ABCから1枚ずつ集めるのが一応の最低限の条件で、必要なマナは少なくとも1BB(クリンナップでタッサの神託者を捨てて、浅すぎる墓穴+デモコン)。

タッサの神託者を終了ステップで場に出すには基本的にはインスタントのリアニメイトになるが、閃光や出現領域を挟んで出すことも可能。しかし、暗黒の儀式系統の瞬間的な加速が黒マナを増やす都合上、釣る方がラク。

大霊堂の戦利品を採用したのは、デモコン系のかさ増しのため。もちろん、天使の嗜みと組み合わせる。神秘の教示者で積んだものを手に入れるにも有用。

地ならし屋リアニメイトや、閃光+アカデミーの学長➡Thought Lashも選択肢にはあるが、2体リアニメイトは現実的ではないこと、Thought Lashはアカデミーの学長以外でインスタントで出す方法が限られるし、出現領域を挟むとしても暗黒の儀式で賄いにくい青ダブルシンボルがネック。


ネクロの墓地から追放する能力は誘発型能力。クリンナップステップでも優先権が発生するので、誘発にスタックで

・霊廟の秘密のカウントを増やす
・陰謀団の儀式のスレッショルド

というのは重要なテクニック。

特に終了ステップにむかつき+天使の嗜みを使う場合、そこから勝つためには更に追加で閃光でタッサの神託者を出す必要があり、4UBBWとかなりのマナが必要。陰謀団の儀式がないとなかなか厳しい。一度クリンナップステップを迎えて大量に捨てて、陰謀団の儀式を挟む前提なら2UBWと現実的。陰謀団の儀式を解決後、ネクロの誘発型能力は残っているので、そこにスタックで積む形でむかつき+天使の嗜み。

ちなみに天使の嗜みはターン終了時までなので、むかつきでガッツリ引いた後に、もう一回くるクリンナップステップでタッサの神託者を捨てて…というルートは取れない(天使の嗜みの効果が終わる)。同様に、終了ステップとクリンナップステップはマナを繰り越せないので、マナ加速は使うタイミングが大事。例えば汚物の雨のターン終了時までというのも、クリンナップステップで終わってしまうため、先に使っておく意味はない。


★サブプラン

サブコンボとして、前回のバージョンでは蜃気楼のマイアとのハイブリッド、神秘の炉+エーテリウムの彫刻家+独楽のコンボも使用していた。このコンボ自体は決まりにくいものの、コンボパーツであるエーテリウムの彫刻家や覚醒の兜を出現領域から出す動きは強かった。リュアル系の加速には限りがあり、また出現領域を使ってもなかなか総マナも色マナも増やしにくいが、特に覚醒の兜はその後のスペルも削るためかなり強力な加速だった。逆に蜃気楼のマイアは重さを取り戻すだけのマナ加速を集めきれない可能性、出現領域と違って悪魔の教示者のような有能ソーサリーが使えるわけでもないので、結構使いにくさが目立つ。

覚醒の兜は強いと言いつつも、未来予知パッケージ自体はパーツも多く揃いにくいし、スロットを圧迫しがち。


ただ、タッサの神託者コンボだけでは限界があるし、サーチカードも重たいインスタントのサーチは、実際のところマナにかなり余裕がないと使えない。メインコンボだけを追求してもネクロの大量ドローからの即死率は上がりきらないので、何らかのインスタントウィン出来るコンボを追加したい。


そこで星霜の学者を足した。

浅すぎる墓穴+弱者選別で黒マナ無限マナとなる。納墓からスタートしていた場合、最後に納墓+浅すぎる墓穴を回収し、妖精の女王、ウーナで〆。

このコンボの利点はメインコンボから、星霜の学者とウーナを足すだけのお手軽さ。弱者選別の場合、浅すぎる墓穴でないと無限マナコンボにならないが、sacrificeならば、死体のダンスでもその場しのぎの人形でも良くなる。もともとコンボ時の瞬間的な加速は、タッサの神託者などをサクる事も考えて弱者選別を使っていたが、ほとんどのケースでズアーをサクるだけなので、sacrificeに変更した。

というか、汚物の雨がイマイチ使いにくかったので、弱者選別とsacrificeを併用することに。

パーツ自体は多そうに見えるが、釣り竿+直観(星霜の学者、納墓、sacrifice)で完全に揃うので、実はメインコンボよりも必要枚数が少ない。マナはかかるが。

ちなみに直観で星霜の学者をハンドに入れられても、ウーナがハンドにあっても、いつも通りクリンナップステップで全部捨ててからスタートで良い。


★その他検討したカード

・海のハンター

タッサの神託者のサーチ専用。浅すぎる墓穴か死体のダンス経由ならば能力起動まで出来る。

ヴィダルケンの霊気魔道士➡タッサの神託者と必要マナは同じ(釣り竿+③)だが、海のハンターはネクロマンシーで釣っては使えない。また、ヴィダルケンの霊気魔道士は星霜の学者のサーチ、ネクロコンボ以外にもタッサの神託者 or 呪文探求者(デモコン)に貢献する。海のハンターはかさ増しするにしても少しパワー不足かなと。


・競技場の首長

神秘を操る者、ジェイスは、忠誠度能力が使えない終了ステップに出しても、研究室の偏執狂と同じく1ドローが必要。決まりにくいし、閃光との組合せ必須な競技場の首長を挟むくらいなら、研究室の偏執狂を直接入れれば良い(しかし1ドローが少ないため使いにくい)。


・天才のひらめき

星霜の学者+sacrifice+リアニメイトの無限マナループから、納墓➡神秘の指導経由でサーチできる。しかし青1マナがネックになるので、結局ウーナにした。天才のひらめきも単独で使えるわけではないし、タッサの神託者以外の勝ち筋という意味でもウーナは貴重。


・全知

アカデミーの学長経由で色々できるようになるが、これを使いこなすには専用のカードが更に必要になる。それくらいなら、Thought Lashを入れてメインコンボに貢献した方が強いと思う。


・予期の力戦

これはかなりアリ。でもイコリアで登場する高潮のバラクーダの方がいい。


★ズアーの厳しさ

前にも書いたが、基本的には印鑑経由で3ターン目キャストとなるが、3ターン目はコンボが飛び交う終盤であり、ここでフルタップは痛い。ネクロポーテンスを持ってきてマナが立っていれば勝てるので、手札に揃えるべきコンボパーツはない実質0枚コンボだが、逆にネクロがないと動けないため、フルタップでも何でもキャストを強要される。下手に的になれば、同卓にいるトラシオスティムナにやられるだけだ。

コンボは面白いので、密かに研究していたが、やっぱりお蔵入りは避けられない。

ズアー

2020年1月14日 EDHズアー
先日のオラクルズアー調整とかメモとか。

〇終了ステップの行動について

最重要項目。ネクロで30枚引いて、そのまま勝てるかどうかはこのデッキの勝率を直接左右する。

もう一度簡単に解説すると、ズアーアタックでネクロポーテンスを出して大量ドロー、そのターンの終了ステップ中にゲームを決めるのがコンセプト。タッサの神託者を納墓で落とすか、クリンナップステップに捨てて(ネクロの誘発型能力のおかげで優先権が発生するので)、インスタントのリアニメイトとデモコンで勝つのが狙い。


蜃気楼のマイアは、このコンセプトの原型とも言えるが、せっかく手札に来てもコンボ成功率が低いので、やっぱりダメだ。タッサの神託者だけでなく、研究室の偏執狂も足してメインコンボの成功率を上げることにした。

研究室の偏執狂は最後の1ドローがネックになる。暗黒の儀式系のカードの都合上、出来れば黒でドローできるとありがたいところ。この1ドローは終了ステップにインスタントのチューターを使いハンドに入れる流れにも重要であり、ある程度は枚数を割きたい。

渦巻く知識は色んな意味で強いので確定。

大あわての捜索は色マナを増やす役割も兼ねるし、チューターで積んだものを手に入れるには実質0マナなので(どのみちコンボのためにその後で3~6マナ使うのでアンタップする土地は無駄にならない)、やはり確定。


ここからが問題。

自分はサイクリングランドを足すことにした。

ズアーのリストはよく土地27-29枚程度のものを見るが、これは自分ではとてもじゃないけど回せない。土地は3枚は最低でも欲しいし、エンドステップのコンボの成功率を上げるためには可能なかぎりセットが望ましい。4枚でも良いということ。

サイクリングランドは土地が足りない場合には最悪タップインで置ける。緑がないデッキの関係で1ターン目はやることが無くなりがちだし、色マナの供給が追いつかなくて例えば1ターン目に太陽の指輪スタートしても2ターン目に暇になることもある。意外と置くタイミングはある。ネクロ後は腐らずドローカードになってくれるし、実は貴重な黒1マナのドローでもある。土地の総量を増やして事故率を減らしつつ、ドローも満たす。良カードやないか。


急かし+発掘を投入するプランもある。

タッサの神託者か研究室の偏執狂をインスタントで釣る手段の増加に繋がる(シンボルの問題があるが死体のダンスやネクロマンシーより軽い)。それぞれがドローカードとして使える点も良い。


〇サブプランの選択

神秘の炉は蜃気楼のマイアがいたからこその採用でもあった。蜃気楼のマイアを抜くに伴って未来独楽パッケージを抜いた。となると霊気貯蔵器もボーラスの城塞専属になって浮いてしまうし、ボーラスの城塞もろともアウト。ボーラスの城塞は妨害を一手に集める関係でトップが土地だった瞬間負けるくせに、リアニメイトカードなどメインコンボのパーツが邪魔をするせいで繋がりにくい。

代わりに、むかつき+天使の嗜みを再投入。未来独楽やボーラスの城塞が抜けたことでデッキが軽くなり、むかつきの素打ちでもかなりのカードが手に入るようになった。


〇その他カード

閃光の採用を検討中。

このカードで使いたい生物は以下

タッサの神託者(コンボ時)
研究室の偏執狂(コンボ時)
呪文探求者
アカデミーの学長
奔流の機械巨人
毅然たる大天使

結局ある程度マナを残してネクロで30枚引けば勝てるので、ネクロを出す手段としてジェネラル経由以外にサブプランとして閃光+アカデミーの学長の採用は妥当。これだけだと閃光の使い道が少なすぎるので、如何に他で使えるかが大事。

ネクロ後にタッサの神託者もしくは研究室の偏執狂がハンドにあるのにリアニメイトカードがない場合にも使える。呪文探求者もインスタントのチューターとして使える。有能。

毅然たる大天使はコンボのためのライフが足りない場合には必要なサブプランだが、戦場に出す方法が貴重なメインパーツのリアニメイトだけでは心許ない。閃光があれば解決する。ただ保険かけすぎなカードでもあるので、もっと前のめりにした方がいいかも。

奔流の機械巨人は正直いるかわからないカードだが、二つの仕事がある。

①コンボ時に汚れた契約、デモコンを足りないパーツのサーチに使い、その後で使い回してライブラリーを消す

②天使の嗜み無しで、相手のエンド時にむかつきを使用して天使の嗜みを手に入れた後に、むかつきを再利用する手段

しかし、むかつきからデモコン+タッサの神託者を直接揃えるのであれば奔流の機械巨人のような高コストカードは邪魔になるだけ。瞬唱の魔道士だけでも十分とも言えるし、抜けそう。


正直なところ、閃光にはもう少し強い使い道が欲しい。


後は儀式系のカードに追加で汚物の雨を採用。今のところ

暗黒の儀式
弱者選別
汚物の雨
陰謀団の儀式

の4枚。

これらは早めのむかつきぶっぱや、ネクロ素出しにも役立つので、コンボ時以外も悪くは無い。アカデミーの学長を使うならsacrificeも考えたが、大抵ズアーしか生け贄に出来ないので弱者選別とどちらか腐らせる可能性が高い。

コンボ時にはマナが沢山有るほどチューター経由の選択肢も増えるので、それなりにインスタントのマナソースは欲しい。


〇おまけ

終了ステップとクリンナップステップは別のステップなので、マナを持ち越せない。陰謀団の儀式はクリンナップステップにカードを捨てた後、ネクロの誘発に対応して打つとスレッショルドを簡単に達成できるが、一方で手札に来たタッサの神託者はクリンナップステップで捨てるのが主な墓地送り方法なので、直観を使うときにタイミングが大事になってくる。


〇今後の展望

これだけ色々書いた後に言うのもアレだが、正直なところ厳しい。ズアーを安定して2ターン目に出せるようになってから出直してくれという感じ。

3ターン目にほぼフルタップで出してしまうと、返しで即死が怖すぎる。もちろん、出さなければ多くのカードが死に札になる。

ジェネラルを基点にしたデッキは、緑の脳筋達が主に2ターン目から動けるし、1ターン遅い。ズアーはカウンターを使えるとは言っても、
タッサの神託者によって強化されたデッキ。

ズアーの弱点はネクロポーテンスでハンドに加えるタイミングの悪さ。

ネクロポーテンスがみえみえのせいでヘイトは滅茶苦茶高くて生存率が低いのに、いざ攻撃できてネクロで沢山引いても勝てないことも多い。思考の器などを持っていなければ過剰なドローは捨ててしまい、結局残るハンドは7枚なので1:3の妨害の嵐を耐えられず、ただネクロでライフを払うだけ、どんどんライフを失っていくだけとなる。

ネクロのドローから即勝ちするために蜃気楼のマイア入りが一時期出て来たが、特定のカードへの依存は避けられず、また微妙に勝ちきれないので、手札が整っていないとキレネクロ出来ない。

リンクしているほげをさんの研究室の偏執狂をインスタントタイミングで釣って勝つプランは、蜃気楼のマイアよりも勝てる確率が高くキレネクロを行いやすくなったが、複数のパーツ(偏執狂もしくは納墓、デモコン、釣り竿、ドロー)、さらに実質的に必要な暗黒の儀式などのマナ加速は揃えきれないこともしばしば。結局、ネクロスタートする前にある程度ハンドが整っていないとイケない。

しかし。

タッサの信託者が登場して事情は変わる。研究室の偏執狂を使う場合より純粋に1枚パーツを減らすことが出来るし、そもそもキャントリップが不要になるのでスロットが空く。

つまり

A:タッサの信託者、納墓
B:浅すぎる墓穴、死体のダンス、ネクロマンシー
C:デモコン、汚れた契約

ABCの中から1枚ずつ引ければ勝てる。

最低のコストはタッサの信託者をクリンナップステップに捨て、ネクロの誘発型能力にスタックで浅すぎる墓穴、デモコンを使うこと。1BB。

重い場合でも、納墓、ネクロマンシー、汚れた契約で3BBBなので、暗黒の儀式系が1枚あれば何とかなる。

実際に一人回ししてみると、結構揃う。3ターン目ズアー、4ターン目キレネクロで、なかなかの確率でコンボが決まる。もちろんズアーを介さなくても、デモコン+タッサの信託者などの普通の2枚コンボの勝ち筋もある。

これは強いかも(先駆者の積み上げたものを真似しただけ)


一人回し用の叩き台


結界師ズアー

エーテリウムの彫刻家
金粉のドレイク
瞬唱の魔道士
タッサの信託者
蜃気楼のマイア
未来の大魔術師
毅然たる大天使

悟りの教示者
神秘の教示者
吸血の教示者
伝国の玉璽
納墓
霊廟の秘密
悪魔の教示者
直観
神秘の指導
腹黒い夢
闇の誓願

渦巻く知識
師範の占い独楽
大あわての捜索
意外な授かり物
神秘の炉
ボーラスの城塞

否定の契約
もみ消し
狼狽の嵐
白鳥の歌
秘儀の否定
遅延
マナ吸収
否定の力
意思の力

蒸気の連鎖
サイクロンの裂け目

Mystic Remora
リスティックの研究
鏡細工
ネクロポーテンス
拘留の宝球

Demonic Consultation
汚れた契約

浅すぎる墓穴
死体のダンス
ネクロマンシー

神秘を操る者、ジェイス
霊気貯蔵器

税収
暗黒の儀式
弱者選別
陰謀団の儀式
覚醒の兜

魔力の墓所
水蓮の花びら
モックス・ダイアモンド
金属モックス
オパールのモックス
太陽の指輪
魔力の櫃
発展のタリスマン
威圧のタリスマン
聖列のタリスマン
アゾリウスの印鑑
ディミーアの印鑑
オルゾフの印鑑
秘儀の印鑑
友なる石
思考の器
厳かなモノリス

土地30
出現領域など


以下、先駆者からの追加点など

〇霊廟の秘密

クリンナップステップに捨てた後に使うと、ABCのどれにもアクセス可能。


〇瞬唱の魔道士

汚れた契約やデモコンはコンボパーツでありながら貴重なインスタントのサーチでもある。何回も使いたいよなあ?


〇未来独楽

未来の大魔術師やエーテリウムの彫刻家は、クリンナップステップのディスカードや納墓+インスタント釣りで出すことが出来る。蜃気楼のマイアがいるとき限定だが、インスタントタイミングで未来独楽が決まる。

実際にタッサの信託者頼みでは揃いきらないので、別のコンボを考えたときに、単体でもドローとして使えるボーラスの城塞や未来の大魔術師を組み込めるこのパッケージを入れることにした。ズアーはボコボコにされがちだし、大量ドローでワンチャンもつかみたい。

むかつき+天使の嗜みだと、ネクロポーテンス大量ドローから使ってもそのターン中に勝てないので、ネクロ後でも決まりうるものを優先した。


同じように4マナジェネラルで(つまり3ターン目にキャストでき)、次のターンに高確率で勝てるジェネラルにイドリスがいる。イドリス緑のマナクリが使える代わりに手札がないと続かない、ズアーは一度でもアタックできてライフがあればネクロチャンスがある。どちらが良いかは一長一短。

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