エレンドラ谷の大魔道士は強い。

非生物主体のデッキでは、ゲームが長引けば長引くほど、動くに動けなくなる。
対処するには基本的には2枚のカードが必要。
結局、様子見で動けなくなってしまう。
ここに呪文滑り、綺羅と並んだら・・・
その上で相手の別の妨害をかいくぐってコンボとなると、不可能に近い。

アニマーにおいては、エレンドラをコピーして増やすのは(頑強で帰ってきた後には熟考漂いのコピーなんかも狙っちゃったりして)、いまやデッキの核となる動きの一つ。

沈黙のオーラ、浄化の印象なんかもそうなのだが、置物で、起動型能力で的確に介入する妨害カードは、コンボにとって非常に厄介。
無理に壊そうとすれば、刹那でないと1:2交換になりかねないし、第3者がコンボを決めやすい状況を作りかねず、立ち回り的に非常に損をする。

置物を置く側からすると、暇なときにいつでも置いておける(マナを効率よく使える)、カウンターを受けないなど、コンボを妨害するのには非常に都合がいい。
見えてるデメリットなど知れている。
むしろ相手が妨害なしと踏んでぶっぱするコンボを、手札にある貴重な除去で対処するほうが損とさえ思う。


置物でがちがちに固められた時、コンボ一辺倒のデッキは何も出来なくなるのに対し、ビートダウンを狙う場合相手のおいた沈黙のオーラさえ利用して牽制に使える。
だからビートダウンが強いと言うわけではないが(逆に謙虚やラスで潰されることも)、コンボ+ビートダウンのハイブリッドは立ち回りに幅が出来て動きやすいとは、よく思う。

コメント

てるよ
てるよ
2012年5月12日11:11

白ければ《歓喜の天使/Angel of Jubilation》や《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》でエレンドラ封印出来るんですが生物な分対処されやすいですね

ともちん
2012年5月12日15:42

エレンドラの対処から、互いにカードとマナを消耗し合い、第3者に勝ちを持っていかれるのが一番怖いです。
「妨害する側とされた側のみが損をする」典型で、下手に手を出せないのが辛いところ。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索