とは何だろう。
ウーズコンボではなく潮吹きの暴君を使うデッキは無駄牌が少ない。
おにぎりウーズトリスケ生き埋めなんて他で全く役に立たないカードを積むよりも、潮吹きの暴君という無駄1枚で残りは太陽の指輪でコンボするほうが明らかにスマート。
まあ、コレは良いだろう。
では他の部分ではどうなのだろうか?

例えば、モックス・ダイアモンド。
初手の加速に貢献するが、土地を引けていなかったり、中盤以降はゴミクズ確定。
常に無駄になるわけではないが、ディスアドになりうるカードであることは間違いない。

無駄の少ないデッキとは、勝ち筋の選択だけが全てではない。
「無駄になるかもしれない」カードを沢山積めば、十分に手札事故を起こして死ぬ可能性がある。
真に無駄にならないカードなんてなくて、どんなカードでも少なからず無駄になる可能性は秘めているのだが、やっぱり腐りやすいものはある。
手札に余る過剰の妨害、TTのように使用状況が限られるカード、序盤だけ強い、コンボ専用etc
逆に一般的なマナ加速、ドローは腐りにくい。

ウーズコンボは無駄が多いと一蹴するのではなく、無駄が多めだからこそ構築の段階で使用状況が限定されるカードを絞ればよい。それだけの価値がある強コンボなのだし。
一方で勝ち手段を潮吹きの暴君にして無駄を削ることに成功したならば、他の部分で無駄牌になりやすいものを採用する余裕も出てくるだろう。
ラワンや花の絨毯のような噛み合ったときだけ強いカードも視野に入ってくる。

もうひとつ、無駄になる前にゲームを終わらせるという方法もある。
モックスが腐る前にゲームが終わるデッキならば、利点だけを最大限に生かせる。
モックスが固有の強さを発揮する、つまり2,3ターン目くらいに決まるコンボデッキで使えば、無駄が少ない。

コメント

ボール
2012年10月29日2:38

遅いコメントになりますが加速に関しては難しい問題ですよね。ツイスターが飛んでくる環境かなにかでも違いますしハンドアドやキルターンが早いジェネラルかどうかにもよりますしね。

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