【EDH】トラシオス&ティムナ

トリトンの英雄、トラシオス
織り手、ティムナ

潮吹きの暴君

変身

吸血の教示者
神秘の教示者
伝国の玉璽
Demonic tutor
加工
戦争門
闇の誓願

渦巻く知識
Mystic Remora
師範の占い独楽
森の知恵
知識の渇望
大あわての捜索
Timetwister
リスティックの研究
嘘か誠か
逆説的な結果
未来予知
むかつき

否定の契約
白鳥の歌
狼狽の嵐
遅延
秘儀の否定
Mana Drain
意志の力
誤った指図

蒸気の連鎖
サイクロンの裂け目
乱動への突入
ハーキルの召還術

天使の嗜み
不快な夢
Power Artifact
覚醒の兜
ヨーグモスの意志
霊気貯蔵器
精神の願望

税収
花の絨毯
三顧の礼
自然の知識
スカイシュラウドの要求

通電式キー
Copy Artifact
掘り込み鋼

魔力の墓所
モックス・ダイアモンド
金属モックス
オパールのモックス
Jeweled Amulet
水蓮の花びら
永遠溢れの杯
霊体のヤギ角
太陽の指輪
魔力の櫃
ディミーアの印鑑
シミックの印鑑
威圧のタリスマン
発展のタリスマン
厳かなモノリス
玄武岩のモノリス
連合の秘宝
スランの発電機
金粉の水蓮

島　2
Underground Sea
Tropical Island
Tundra
Scrubland
Savannna
Bayou
湿った墓
繁殖池
神聖なる泉
草むした墓
フェッチ　10
地底の大河
ヤヴィマヤの沿岸
沈んだ廃墟
マナの合流点
真鍮の都
禁忌の果樹園
統率の塔
宝石の洞窟
古の墳墓


数年ぶりのEDH。
次プレイもしばらく先になるだろうから、デッキのメモ。


主な勝ち手段

・変身→潮吹きの暴君→無限マナ→トラシオス
・モノリス2種類+Power Artifact→トラシオス
・未来予知+覚醒の兜+独楽
・むかつき+天使の嗜み

これらでデッキのカードを全て手札に加えて、霊気貯蔵器もしくは天使の嗜み+不快な夢で勝利。

トラシオスを見たときに、強いかどうかはともかくとして。変身するしかないと思った。
軽量であり、暴君から出る無色無限マナで勝ちになるため、これ以上ない最高の使い方。

変身は1枚コンボのようにも見えるが、実際は結構なお膳立てが必要で簡単には使えない。
トラシオスを生贄用とフィニッシュ用の2回キャストが必要なので、変身と合わせて合計3UUGGと結構コストが重い。
潮吹きの暴君ループの始動に0マナでないアーティファクトを使うのであればもっとかかる。
（ちなみにトラシオス2回目のキャストには不特定マナの追加が必要なのだが、無限マナ後になるので実際は問題にならない。開始時に必要なマナが3UUGG）

トラシオスを先出しすることでコスト分割できる。ティムナを変身の餌にすることでトラシオス2回目のキャストの色マナが不要になる。
そのため、相手の生物が少なければ、トラシオス→ティムナとキャストして積極的にドローしていく。
卓にエドリックがいると熱い。

暴君コンボ側からみると。
コンボ開始のためには軽量のマナアーティファクトを少なくとも2枚引いている必要がある。デッキ内に沢山必要。Jeweled Amuletも立派なコンボカード。
特にMana Cryptは重要なカードで、黒のチューターで積極的にサーチする通常の展開が、コンボのサポートとして一貫した行動となっている。
さらには加工、戦争門とサーチを厚くした。トレイリア西部やめくらましの呪文(太陽の指輪用)も選択肢に上がってるくらいだ。
霊体のヤギ角はループしやすい0マナアーティファクトでありながら、色マナ無限も同時に行える良カード。
先に展開してしまうとループをさせるための開始のスペルがなくなる。
これは悩ましいところなのだが、ある程度のドロー後にコンボスタートを前提とすると、沢山軽量アーティファクトがあれば新たに手札に何枚か回ってくるでしょう。

というわけで、気軽に変身して、勝利！、ではないため、類似カードはすべて抜いて軽量の変身のみ残した。
当初は変身の量増しという意味で、白日の下に、闇の誓願を使っていたのだが、イマイチ使いづらくて白日の下には抜くことにした。
闇の誓願もダブルシンボルが結構きつくて抜けるのも時間の問題かもしれないが、代わりになるサーチカードや無駄のない勝ち筋があるわけでもなく。


その他のコンボは・・・

モノリス+Power Artifactは扱いやすい2枚コンボ。通常の2枚コンボと違うのは、モノリス側が2種類入っていて、展開の助けとなってくれること。
先置きすることでやはりコストが分割されて、フィニッシュムーブの時にカウンター合戦を行いやすい。
1枚ずつの2枚コンボはチューターが厚くてもなかなか揃わない。(このデッキでもむかつき+天使の嗜みは滅多に決まらない)片側2枚というだけでも揃いやすさはだいぶ違う。

未来独楽はまさかの3枚コンボなのだが、未来予知をドローの1種としてチューターでサーチすることがあるという点、未来予知は使ってしまっても場に残り続けるためコンボに貢献(この点がむかつき+天使の嗜みと異なる)、別のコンボパーツを集めるのに役立つことが重要。
覚醒の兜はゴミ枠といっても過言ではないし、独楽も実際にはなくても良いカード。
ただ、未来予知のようにチューターで持ってくる頻度が比較的多いカードは、それ中心にデッキを組んでも十分に生かせると思う。戦争門でも持ってくることがあるくらいだし。
逆に黒くないデッキ、ドロー手段として未来予知をサーチしないデッキならばこのコンボを入れる価値は低いと思う。
ちなみにトドメは霊気貯蔵器でも、天使の嗜み+不快な夢でもどちらでも。独楽を何回もキャストするので、霊気貯蔵器キャスト後に3枚くらい呪文をプレイすれば150点。

むかつき+天使の嗜みは無のロッドも呪われたトーテム像も無視できるコンボとして。
スペル2枚で止まりにくいのは利点だが、実際はなかなか集まらない。上記が展開されている場合はスローゲームとなるだろうから、まあ許容範囲内かなと。
むかつきをサーチしてドローとして使ってしまうと、コンボにならなくなってしまうため最後の最後まで握っていないといけない点が弱いし、コンボが揃いにくい要因。
カードを弱くしないために、むかつきを単品でも扱えるようデッキの総コストは軽くした(というよりも変身暴君コンボのために0マナアーティファクトを大量に入れて、生物を抜いていくと軽くなっていくのだが)
むかつきが単品で使えない構成であれば、このコンボは抜いて別枠にするべきと思う。
ただ、むかつき自体1枚コンボのような勝ちに行けるスーパーカードなので、出来ればこれを生かしたい。

実は無限コンボ以外でもこのデッキには勝ち筋がある。スペルを重ねて霊気貯蔵器で50点*3
実際にエンドにむかつき→逆説的な結果やハーキルの召還術→霊気貯蔵器おいて、マナアーティファクトばらまくだけでゲームを決めたことも何度かある。
霊気貯蔵器に関しては先回触れているが(http://wwwwwwwwwwwwwwwww.diarynote.jp/201610282137531279/)やはり無限後のフィニッシャー以外でも活躍できる点が強い。
ただ、ライフが150まで回復しなかった場合の、即死をちらつかせた駆け引きは結構難しくて要練習。
ブランク長すぎて他のデッキの動きがイマイチ把握できていない部分もあって、殺すタイミングを間違えた試合もちらほら。
結構焦って50点砲を使ってたけど、今のメタでは刹那除去は少ないから、ギリギリまで引っ張ってもよさそう。
ギリギリまで引っ張ってるうちに何枚かカードを引かれ、最後っ屁の妨害が余分に飛んでくると嫌なんだが・・

ソリティア度を高めるあまり、精神の願望まで入っているけど、これは完全に蛇足。
EDHのストームはチェインが繋がらないから、今までは構築不可能だったけど、霊気貯蔵器の登場で少ない“ストーム”で勝てるようになったので、選択肢としては悪くはない程度。
ストーム7程度では結構空ぶるし、強さを追求するなら抜いたほうがいいかもしれない。
連鎖させるなら過去の罪、劇的な逆転など積んでいくべきなのだろうが、どんどん初手の負担が増えるし、なによりも精神の願望は積極的にサーチするカードではないため、それ中心の構築は無意味。現状では単品で使えるカードでなければ採用はできない。
ハーキルの召還術はコンボ専用ではなくて、Timetwisterにスタックでぶん回った一人滅ぼすカード。

不快な夢はたまにエルフ軍団を壊滅させるし、むかつきを単品で使ったときに邪魔になりにくい低コストのフィニッシャーとして。
Mana Cryptを早々にサーチして使い切ってしまうため、むかつき+天使の嗜みをフルタップでやってしまうと、なかなかマナが厳しくなる。低コストのエンドカードは重要。
覚醒の兜が絡む未来独楽は余裕があるんだけどね。

ちなみにブライトハースは1度もコンボをしなかったし、コンボ出来そうな気配もなかったため早々に抜いた。
Basalt Monolith限定で、アーティファクトの2枚コンボではサーチが難渋するし、何より重い。
このデッキには1枚コンボの変身があるから、それより軽いか別軸のコンボでないと不要。コンボばっかり積んでも仕様がない。


ドロースペルはかなり悩んでいる部分。

大量アドバンテージカードとしては、Timetwister、逆説的な結果、未来予知、むかつきを用意。場合によっては適宜チューターで持ってくる。
Timetwisterは消費期限が～3ターン目程度で、これ以降では相手の手札にカウンターを補充する危険があるため、コントロール的に動くこのデッキでは序盤高速展開時にチューターで持ってくる1枚で十分。
当初は緑のランドサーチもあって、それなりに使いこなせる時のらせんも入れていたけど、1回もチューターで持ってこなかったし、むかつき使うときに邪魔になるし抜いた。

他は無難なところで固めた。
夜の囁きのような2マナドローはコストに見合ってないと思うので不採用。
ドローではないが、序盤の安定という意味では税収は良いカード。
デッキ内に白マナが必要なカードは、ティムナ、戦争門、税収、天使の嗜みしかないため、よく見ると白関係のショックランドはほとんど入っていない。
唯一入っている神聖なる泉は、税収で“島”を2つもってこられるようにするため。
実は最初はなるべく色事故を起こさないように白スペルはエンドカードのみにして戦争門も税収も入れていなかったけど、やっぱりこの辺りは強くて採用。悟りの教示者も入れようかなあ。

ネクロポーテンスはさすがにシンボルがきつくてやめた。
とはいえ、闇の誓願で出る黒3つを上手いこと使ってくれるし、頑張れば使えなくも・・・ないな。
実際闇の誓願を抜きたい理由も、黒のダブルシンボルが結構重いから。
青黒デュアランとか、タリスマンがもっとたくさん入ればいいんだが・・・
涙の川は不安定だし、水没した地下墓地や風変わりな果樹園、反射池は初手に来ると雑魚になる可能性もあって敬遠している。


デッキを動かして思ったのは、一人回しの重要性。
行動に迷いが出ては時間がかかるし、相手に迷惑になるので、少なくとも基本の展開やソリティアはサクサク回せるようにしないと。