閃光の強さ
2017年12月16日 Magic: The Gatheringコンボパーツが無駄牌かどうかは単独で活躍できるかどうかでは無い。
パワーモノリスは4マナ必要でそこにさらにもう1枚のスペルがいる。揃ったからすぐにコンボが出来るわけでは無いし、妨害もされ安い。power artifactはお膳立てが整うまで腐らせることになる。つまり初手で無駄牌。モノリスはマナが出るから無駄では無い・・・?
パワーモノリスと違って、閃光+変幻の大男は軽いから揃ったらすぐに使える。カウンター以外では妨害されにくいし、リスクも無いし揃ったらすぐぶっぱ。初手にあって嬉しいカード。
これがどういうことかというと、例えばこういう初手があったとする。
ジェネラルはトラシオス
土地3、厳かなモノリス、power artifact、狼狽の嵐、強迫的な研究
ジェネラルはイドリス
土地3、閃光、変幻の大男、狼狽の嵐、強迫的な研究
どちらもコンボが揃っているが・・・
トラシオス側はパワーモノリスが揃っているがトラシオスのキャストも含めるとコンボが決まるのが4ターン目。2ターン目にモノリスを置いて、3ターン目にトラシオスを出して・・・
一方でイドリス側はトラシオスがモノリスを置いている間に、閃光で勝ってしまう。相手が露骨にカウンターを構えているなら1ターン遅らせてもいいが、後続もあるので、ぶっぱが正解だろう。
同じようにコンボが揃っていても、展開にかなり差がある。これがチューターが絡んだりするとさらに顕著になる。
ジェネラルはトラシオス
土地3、厳かなモノリス、吸血の教示者、狼狽の嵐、強迫的な研究
ジェネラルはイドリス
土地3、閃光、吸血の教示者、狼狽の嵐、強迫的な研究
イドリス側は1ターン目に吸血の教示者でコンボを揃えることが安定だろう。相手の印鑑やモノリスの返しにコンボで勝ちを狙う。
トラシオス側はどうだろう。1ターン目に吸血の教示者でpower artifactを持ってきてしまうと、モノリスを壊されたときに手詰まりになる。最速でも4ターン目のコンボになってしまうから、ぶっぱは妨害のリスクが高い。つまり卓の様子を見て、吸血の教示者を使うことになる。森の知恵を持ってくることもあるだろうし、魔力の墓所を持ってきて2ターン目に強迫的な研究をするのも手。そんなことをしていると、モノリスは使われずに置物としてあるだけ、もしくは壊されないように手札に温存しておくだけになってしまう・・・
イドリス側はチューターでコンボパーツを集めるのに対して、トラシオス側はドローカードや魔力の墓所のような展開を優先する。もっというと、イドリス側は初手からしっかりコンボパーツを使用しているのに対して、トラシオス側はマナが出るとは言え事実上モノリスを持て余している。
コンボパーツからマナが出るから最低限の仕事がある、腐りにくいというのは間違いではないが、だからといってコンボ専用カードが全て腐っているわけでは無い。軽くて妨害されにくいコンボは、コンボ専用パーツだとしても初手にあってもすぐに使え、初手で嬉しい当たりカードになる。逆に少しマナがかかるコンボだと、始動するときには皆が妨害を構え始めるので、多少使える程度では腐らせているも同然。コンボパーツの片割れだけあって無駄牌じゃないかどうかは、最低限の役割があるかどうかよりも早いターンからコンボを決められるかどうか、軽くて妨害されにくいかどうか。
初手にpower artifactだけが混じってると「クソが!」ってなるし、モノリスがあっても凄く嬉しいわけではないけれども、閃光だけでもあると喜び勇んでキープする。
つまり、閃光と変幻の大男はコンボパーツでありながらも死に札では無い。同じような感じで、生き埋め+再活性も片割れだけ有ったとしても無駄牌ではない。
逆にモノリス+power artifact、研究室の偏執狂+デモコンは除去されやすいし微妙に遅いから最速のコンボを狙いにくいし、仮にコンボが揃っていても、初手にあると邪魔なだけなこともあるだろう。
パワーモノリスは4マナ必要でそこにさらにもう1枚のスペルがいる。揃ったからすぐにコンボが出来るわけでは無いし、妨害もされ安い。power artifactはお膳立てが整うまで腐らせることになる。つまり初手で無駄牌。モノリスはマナが出るから無駄では無い・・・?
パワーモノリスと違って、閃光+変幻の大男は軽いから揃ったらすぐに使える。カウンター以外では妨害されにくいし、リスクも無いし揃ったらすぐぶっぱ。初手にあって嬉しいカード。
これがどういうことかというと、例えばこういう初手があったとする。
ジェネラルはトラシオス
土地3、厳かなモノリス、power artifact、狼狽の嵐、強迫的な研究
ジェネラルはイドリス
土地3、閃光、変幻の大男、狼狽の嵐、強迫的な研究
どちらもコンボが揃っているが・・・
トラシオス側はパワーモノリスが揃っているがトラシオスのキャストも含めるとコンボが決まるのが4ターン目。2ターン目にモノリスを置いて、3ターン目にトラシオスを出して・・・
一方でイドリス側はトラシオスがモノリスを置いている間に、閃光で勝ってしまう。相手が露骨にカウンターを構えているなら1ターン遅らせてもいいが、後続もあるので、ぶっぱが正解だろう。
同じようにコンボが揃っていても、展開にかなり差がある。これがチューターが絡んだりするとさらに顕著になる。
ジェネラルはトラシオス
土地3、厳かなモノリス、吸血の教示者、狼狽の嵐、強迫的な研究
ジェネラルはイドリス
土地3、閃光、吸血の教示者、狼狽の嵐、強迫的な研究
イドリス側は1ターン目に吸血の教示者でコンボを揃えることが安定だろう。相手の印鑑やモノリスの返しにコンボで勝ちを狙う。
トラシオス側はどうだろう。1ターン目に吸血の教示者でpower artifactを持ってきてしまうと、モノリスを壊されたときに手詰まりになる。最速でも4ターン目のコンボになってしまうから、ぶっぱは妨害のリスクが高い。つまり卓の様子を見て、吸血の教示者を使うことになる。森の知恵を持ってくることもあるだろうし、魔力の墓所を持ってきて2ターン目に強迫的な研究をするのも手。そんなことをしていると、モノリスは使われずに置物としてあるだけ、もしくは壊されないように手札に温存しておくだけになってしまう・・・
イドリス側はチューターでコンボパーツを集めるのに対して、トラシオス側はドローカードや魔力の墓所のような展開を優先する。もっというと、イドリス側は初手からしっかりコンボパーツを使用しているのに対して、トラシオス側はマナが出るとは言え事実上モノリスを持て余している。
コンボパーツからマナが出るから最低限の仕事がある、腐りにくいというのは間違いではないが、だからといってコンボ専用カードが全て腐っているわけでは無い。軽くて妨害されにくいコンボは、コンボ専用パーツだとしても初手にあってもすぐに使え、初手で嬉しい当たりカードになる。逆に少しマナがかかるコンボだと、始動するときには皆が妨害を構え始めるので、多少使える程度では腐らせているも同然。コンボパーツの片割れだけあって無駄牌じゃないかどうかは、最低限の役割があるかどうかよりも早いターンからコンボを決められるかどうか、軽くて妨害されにくいかどうか。
初手にpower artifactだけが混じってると「クソが!」ってなるし、モノリスがあっても凄く嬉しいわけではないけれども、閃光だけでもあると喜び勇んでキープする。
つまり、閃光と変幻の大男はコンボパーツでありながらも死に札では無い。同じような感じで、生き埋め+再活性も片割れだけ有ったとしても無駄牌ではない。
逆にモノリス+power artifact、研究室の偏執狂+デモコンは除去されやすいし微妙に遅いから最速のコンボを狙いにくいし、仮にコンボが揃っていても、初手にあると邪魔なだけなこともあるだろう。
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