皆よく飽きずに呆れずにスタンを続けるね。EDHしようよ!

ゲーム性をどう考えるかだと思うのだが、

・先行1ターン目暗黒の儀式→惑乱の死霊でゲームセット
・と見せかけて山からショックで逆に詰ませる

みたいな理不尽なゲーム展開や、かつての赤の防御円やたい肥のような覆しようのない相性差を善しとするのか。

はたまた、

・全てのデッキと4:6~6:4で戦えます
・安定したゲーム展開で毎回同じ試合運びができます
・でもゲームが単調になるのですぐに禁止します

とするのか。

僕は圧倒的に前者が好きなのでスタンではなくEDHを好むのだが。

よく「バランスをとれ」という人がいる。
しかし、バランスとは一体何なのだろうか?

EDHではタッサの神託者コンボが頭一つ抜けて強いから禁止にすべきという意見もある。しかし僕は頭一つ抜けた存在は必要だと思っている。

お金をかけて、紙を集めて、全ての手が均等なじゃんけんをしたいわけではない。
ゲームなので強い札、弱い札があって、対策する対策されない、意表を突くといった様々な展開を期待している。

そして、EDHはその要求をとても満たしてくれる。

・誰かが魔力の墓所から1ターン目にものすごい展開をするのに、自分はマリガンして印鑑スタート。
・誰も妨害できずに2KILL
・そうかと思えば、妨害の報酬でン時間もかかるグダグダ

こういうムラこそが面白さと思うわけで。

完全なバランスを求めるならばじゃんけんをすればいい。純粋に駆け引きを楽しめる。

土地事故だとか引きムラだとか運の要素を排除したいなら将棋やチェスがある。


ある程度の相性差、ある程度のバランスの悪さ、ある程度の運の要素を、むしろ構築やスキルでカバーすることこそがゲームの醍醐味と思うし、理不尽な展開も一興と思う。しかしコレはEDHだけ遊んでいるカジュアルプレイヤーの意見で、トーナメントプレイヤーからすると別なのだろうが。メタを読み切って練習を重ねて完ぺきなプレイングで勝ち上がり、最後の最後で土地事故で負けでは、ね。

僕自身はEDHというカジュアルフォーマットに専念することで、運負けでイライラせず、色んなカードを探してデッキを組んで、むしろカードゲームの神髄を楽しめるようになった。

というわけでスタンに疲れた皆さん、是非ともEDHへ。

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