誰かが完成させる待ち。

EDHは無限の可能性があるが、デッキになるまでには沢山の屍がある。まだ死んではいないが、生かすことが出来ていないネタを列挙する。



★アーデン&ターナ

アーデンがいると、伍堂→多勢の兜がスムーズに決まる。ターナは異界の進化から伍堂につながる。

また装備品の修正値は、相手を追い詰めるまではインクの染みに等しいのだが、ターナはリソースに繋げることが出来る。例えばハンマーつけて+10/+10は統率者ダメージツーパンでの圧殺を狙うだけでなく、あふれ出るトークンから、ガイアの揺籃の地、孔蹄のビヒモスなど別の起爆剤に繋がるので、ピン除去でターナを処理されても終わらない。パワーに修整をつけて得をする共闘マンはターナだけ。

問題は、テンポの悪さ。

装備品を置いて、アーデンの3マナ、ターナの4マナとか、序盤は戦況に全く干渉できない。傍観者と同じ。もちろんターナは必ずキャストするものでは無いが、装備品ならべてアーデンだけでは更にイマイチなインパクト。


★ネクポインスタントウィン

ネクロポーテンスで30枚くらい引いて、終了ステップにハンドに加えてそのまま勝つやつ。こんな感じ↓

https://wwwwwwwwwwwwwwwww.diarynote.jp/202005141642561452/

ネクポへのアクセスと言えばズアーという安直なデッキ。問題はズアーでは驚異度が高すぎてターンが帰ってこない上に、1-2ターン目のキャストが安定しないし、リソースをなげうって出してもリスクに見合うほどリターンがない。

つまりズアーじゃない統率者で使うべきなのだが、ネクポにアクセスしにくくなるのに寄せるのもなあ、と思う。フルタップネクポでは勝てなくて、3-4マナほど残マナが必要なので、結局は深淵への覗き込みと変わらんのではないかと。まあ、ネクポインスタントウィンパッケージは、深淵への覗き込みでもクリンナップステップに優先権を得られる方法があれば(例えばマッドネスなど)共有できるので、無駄にはならないが。もちろんむかつきともハイブリッドできる。むかつきはメインフェイズにで使っても残マナ無しで勝ちきることは難しいが、ネクポインスタントウィンパッケージがあれば、引いたマナファクトで3-4マナ作れば勝てる見込みなので勝ちやすくなる。ぶっぱしやすくなるな。

まあ、色々妄想を膨らませても、相性の良い統率者不在なんだがな。


★エドリック+トークン

トスキを考えていたら思いついた。若葉のドライアドとかアラスタとかトークンを並べるカードを大真面目に使ってみる。

エドリックは色事故のリスクが低いこと以外はトラシオス&ティムナに劣る点が多く、軽量化を突き詰めても黒がないので速度勝負に向いていない。いっそのこと、豪快な緑のカードでドカッと並べてガバッと引こうではないかと。青があるので最序盤の攻防で虚無にならないし、最後は神秘の教示者→自然の秩序→孔蹄のビヒモスで〆。ビヒモスは好きなカード。

トークンがいないときに自然の秩序を引いても、とりあえずエドリックを生け贄にコーマを出して、ターンが帰ってきたらエドリック再キャスト。

しかし真価はコンボではない。消耗戦になったときにトップデッキ1枚で場を作ることが出来て、殴り合いに強いデッキになること。スリムなコンボ特化デッキは他の多色デッキに任せて、妨害の末の泥臭い殴り合いをしようではないか。


★ドラゴンストームジャイラス

名前がかっこいいだけ。ネタはこの辺に↓

https://wwwwwwwwwwwwwwwww.diarynote.jp/202106120000587853/

絶対に強くないので、1人回しすらしていない。しかし、名前はかっこいい。


★ティアマト

未発売。格好いいドラゴン。

https://wwwwwwwwwwwwwwwww.diarynote.jp/202105202214238831/

コンボ以外に役に立たない統率者はカジュアルデッキとしても辛いものがある。そもそも食物連鎖というコンセプト自体が時代に逆行している。

少なくとも他者の劣化にならないためには、真面目に7マナを溜めて、ティアマトを素出しするプランを練る必要がある。これはスカイシュラウドの要求のような、1:2以上の効率のマナ加速を詰め込まないといけない。スタンダードみたいなデッキになる。

欲を言えば、ティアマトを出した次のターンに、サーチした5枚だけで勝てるとまで言わなくても相当有利な場を作りたい。ビートダウンするだけではダメなんだが、ドラゴンにそんな器用なことは出来ない。付加価値を求めると、高コストのカードで溢れる。まあ、ランプ戦略をとるつもりなら困らないかもしれないが、スタンダードみたいな挙動を古のぶっ壊れカードが満載のEDHに持ち込むのはちょっと…


★ログラクフを変身し…

タッサの神託者が事実上使えないので、黒がないデッキ、例えばログラクフ&トラシオスを想定。

分岐変容を最初に考えるわけだが、黒がないとチューターが少なくて、1枚コンボといっても高速で仕掛けられない。

変身とその亜種は沢山あるから1枚で強い生物を考えた。黒はないがログラクフ絡みなら1-2ターン目に変身は安定して狙えるはず。

持ってくるものではパルンニヴが強そうに見えたが、開幕に出しても、マナクリやアーティファクトを並べられて棒立ちは寂しいし、1ターン目に出すつもりなら、水没や殺し、ドレイクは考えないといけない。

攻撃的なカードでは除去の的になるので、後ろ向きのカードの方がいいのではないか。ネザールなら、相手の太陽の指輪スタートにもちゃんと反応してくれるし、除去も使われにくいし、手札が潤沢なら回避できる。

と、言いたいが、ネザールは意外と死ぬ。結託されて除去2連されがち。


さらに問題はある。ティムールカラーの決め手の薄さ。

せっかくロケットスタートを切っても、いつまで経っても決まらないよ!


しかし、除去耐性と勝ち筋の細さをともに解決するスーパーカードがあったとしたら?

実はあるんです。それは、







マローの魔術師ムルタニ


1ターン目ムルタニから3ターン目には1人倒せる。黒くてライフを使うデッキなら、一回のアタックも致命傷。リシュカーの巧技でスーパードローからワンパンも狙える。邪魔なチャンプ生物は炎渦竜巻で一掃。隔離でもうって場を固めるか。

昨今の高速コンボ&ヘイトベアーの蔓延から、器用に動くことに特化したピン除去満載デッキは対処不能。やばい強い。





という感じで、没ネタをいくつか挙げてみた。+αで何らかのギミックが増えたり、新しいカードの追加によっては一線級のコンセプトになるかもしれないので、大事にあたためておく。

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